天理大・井奥勘太投手が7回1安打完封、オリックススカウト「投球の幅が広い」

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阪神大学野球リーグが開幕し、天理大の左腕・井奥勘太投手が7回1安打の好投で完封した。

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最速143キロ

井奥勘太投手は171cmの左腕投手だが、腕が長くしなやかに振られ、最速145キロのキレの良い球と多彩な変化球を投げる。今年3月6日には阪神2軍とのプロアマ交流戦で5回2失点と結果を出していた。

この日も非常に安定した投球を見せた。最速は143キロだが、チェンジアップ、カーブ、スライダーなどを織り交ぜ、7回を投げて許したヒットは内野安打1本のみ。チームもコールドで勝利し、7回1安打完封で初戦の白星を手にした。

藤原監督も「慎重に投げていました。もう少しスピードも出る。あの体のわりにインコースを突ける投球をする。出どころが見にくい。腕の振りより球が来ている」と、更にスピードが出ると話した。

この日視察したオリックスの内匠スカウトは「自分の持ち味をきっちり出して良い形の投球をできた。右打者へのチェンジアップと左打者へのスライダーでうまく自分のパターンの抑え方を持っている。カーブもあるし、投球の幅は広い」と、投球の内容を評価している。

「ストレートで全力でいって、差し込むファウルも多く取れたのは収穫。プロを目指して、毎日練習しています」と話し、プロ入りを目指す井奥投手、昨年、広島にドラフト2位で指名された森浦大輔投手に続いて行けるか、注目したい。

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藤原忠理監督(55)も「慎重に投げていました。もう少しスピードも出る。あの体のわりにインコースを突ける投球をする。出どころが見にくい。腕の振りより球が来ている」と信頼を寄せる。172センチと小柄だが小気味よい。指に掛かった速球にはキレがあった。オリックス内匠政博スカウトも「自分の持ち味をきっちり出して良い形の投球をできた。右打者へのチェンジアップと左打者へのスライダーでうまく自分のパターンの抑え方を持っている。カーブもあるし、投球の幅は広い」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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