プロ注目の関東屈指のスラッガー・昌平の吉野創士選手が、今年公式戦初戦となる狭山清陵戦で高校通算47本目のホームランを放った。
47号
3番センターで出場した吉野創士選手は初回、外角高めの球に反応し、逆方向のライトスタンドに運ぶ先制2ランホームランを放った。「腕も長いので外のボール球も届く。右手の押しでうまく持っていけた」と話した。この日は2安打2打点でチームの勝利に貢献した。
ひとえに47号と言っても、昨年は新型コロナの影響で春の大会が中止され、思うような練習もできない中で積み重ねた数字だ。昨年から身長が3cm伸びて186cmとなったスラッガーに、黒坂監督は「体は出来上がっていない。経験を積めばもっと伸びる」と更に将来性を期待する。
まだ線が細いがシャープにスイングし、軽く当てても打球が伸びていくような印象で、今年のスラッガーとしては岐阜第一の阪口楽選手に近い印象。バットが下から出る所もあり、今後、木製バットでどのような打ち方になっていくのかも注目される。
昨年は数人の選手がプロ入りを目指して木製バットで公式戦に出場していた選手もいたが、吉野選手も木製バットでの打撃が見てみたい。
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三拍子そろった外野手としてドラフト候補に挙がる昌平・吉野創士(3年)が春季埼玉県大会2回戦の狭山清陵戦に「3番・中堅」で出場。1メートル86の体躯を持つ右の長距離砲は初回に右越えに先制2ランを放つなど2安打2打点でチームを勝利に導いた。逆方向への高校通算47号は外角高めのボール球に反応したもので「腕も長いので外のボール球も届く。右手の押しでうまく持っていけた」と胸を張った。
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