春季高校野球奈良大会決勝は、智弁学園vs天理の決勝戦が行われ、智弁学園が3−1で勝利した。天理はプロ注目の達孝太投手が5回から登板した。
楽しみがいっぱい詰まっている
智弁学園との決勝戦、天理の達孝太投手は2点を追う5回から登板すると、6回に1アウト1塁のピンチからタイムリーヒットを許し、3点目を許してしまう。「ほぼ勝負が決まったと言っても過言ではない。最悪」と反省した。
それでも「脱力の感覚が一気に戻ってきた」と、7回からは安定した投球を見せ、毎回ヒットを許したものの、球速も145キロを記録した。5回6安打3奪三振1失点という内容だった。自己採点をした達投手は100点満点中「10点」と評価した。
この日は日米8球団11人のスカウトが視察をした。
○千葉ロッテ・三家スカウト:「楽しみがいっぱい詰まっている選手」
○中日・中田アマスカウトアドバイザー:「徐々に状態は上がっている。体があって、しなやかで相当のポテンシャルを持っている」
193cmの大型投手で、しなやかな腕の振りがある。体もまだ大きくなりそうで、球速も150キロ中盤くらいまで期待できる。素晴らしい素材として注目されている。
夏に向けて更に注目されてゆきそうだ。
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7回からは調子を上げた。「脱力の感覚が一気に戻ってきた」と、本来の自分を取り戻した。9回まで毎回安打を浴びたものの無失点。この日の最速は145キロで自己記録には3キロ及ばなかったが、ロッテ・三家スカウトは「楽しみがいっぱい詰まっている選手」と期待を寄せた。

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