今年の大学野球選手権で最も評価を挙げたと言って良い上武大のブライト健太選手、この日は慶応大に敗れたものの、2安打に50m5.8秒の足を生かした外野守備で好プレーを見せた。
攻守にアピール
ブライト健太選手はこの日、6回に内野安打を打つと、8回には2アウト2塁から同点に追いつくセンター前ヒットを打った。しかしその直後に牽制でアウトとなり、逆転へは届かなかった。「欲が出てしまった。4番の仕事ができず、チームを助けられませんでした」と話す。
しかし、攻撃だけでなく守備でも俊足を生かした好捕を見せ、しっかりとアピールした。中日の八木スカウトは「長打力だけでなくボール球の見極めや内角の球を打つ技術もある」と話し、守備についても「身体能力が高いし、打球への反応もいい」と評価した。
今大会は13打数8安打、2本塁打、5打点という大活躍を見せた。チャンスでの打撃や足も高く評価され、ドラフト上位候補に躍り出た。ブライト選手は「守備もバッティングもまだまだレベルが低いし、課題ばかり。今から秋を見据えて練習をやって、一つ一つ課題を克服していかなければ秋は絶対に勝てないと思う」と話すが、この秋に更に注目度が増し、周囲もザワザワとしてくることだろう。
打力アップを目指す中日が高く評価をしており、走攻守そろったブライト選手の指名が有力視される。
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試合には敗れて決勝進出とはならなかったが、今大会は4試合で2本塁打を含む13打数8安打5打点と大当たり。一気に全国区となる活躍も、「単打ではだめ。4番の仕事ができず、チームを勝たせられなかった…」とこの日の同点適時打にも悔しさをにじませた。本人の反省の弁とは裏腹にスカウトの評価はうなぎ上りだ。中日の八木スカウトは「長打力だけでなくボール球の見極めや内角の球を打つ技術もある」と高評価。8回の守備でみせた頭上を越える打球を下がりながらジャンピングキャッチする好プレーには「身体能力が高いし、打球への反応もいい」とうなずいた。

上武大・ブライト 悔し準決勝敗退…「今日から秋に向けてやっていく」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
上武大は、8年ぶりの決勝進出はならなかった。8回に一時同点となる中前適時打を放った4番・ブライトは「チームを勝たせることができなかった」と悔やんだ。

上武大・ブライト 悔し準決勝敗退…「今日から秋に向けてやっていく」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
上武大は、8年ぶりの決勝進出はならなかった。8回に一時同点となる中前適時打を放った4番・ブライトは「チームを勝たせることができなかった」と悔やんだ。
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