ドラフト1位候補の152キロ右腕・小園健太投手が、箕島との練習試合で17個の三振を奪い、完封勝利を挙げた。
センバツ後初完投
小園健太投手はこの日は最速146キロの制球されたストレートで見逃し三振を奪うと、「春が終わってから投球の奥行きを課題に持っている」と話すチェンジアップやスライダーで空振り三振を奪い、9回5安打17奪三振で完封した。「序盤は7、8割の力で打たせて取る意識でした」と話すが、結果として多くの三振を奪う形となった。
センバツ後で初完投が完封勝利となった。「夏の大会の中盤をイメージして、テンポのいい投球を心掛けた。センバツではバッターを見れなかったので、バッターを見ながらベストボールを投げられたら」と話し、相手を見ながら、テンポを意識しての投球を見せた。
この日は阪神の渡辺スカウトが視察したが、「順調に来ている」と評価した。
小園投手には、昨年夏のような150キロ超のストレートで圧倒するような投球も見たいが、夏の暑さや体力を考え、終盤に対戦するであろう智弁和歌山戦で力を残すために、この夏も変化球を中心に組み立てて勝てる投球をしてくるかもしれない。
それでも、昨夏に力のあるストレートはすでに見せており、評価が下がることは無いだろう。
圧巻の投球だった。「序盤は7、8割の力で打たせて取る意識でした」と語りながらも、この日最速146キロを記録した力強い直球で見逃し三振を奪うなど、抜群の制球力で毎回三振を記録。
この日は、チェンジアップやスライダーで空振りを取る場面も多く見られ「春が終わってから投球の奥行きを課題に持っている」とセンバツの敗戦を糧に、投球術にさらに磨きをかけている。
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