来年ドラフト注目、146キロ左腕の東海大札幌・門別啓人投手に日本ハムなど3球団視察

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来年のドラフトに向けた動きもスタートしている。ドラフト上位候補にもなりそうな東海大札幌の146キロ右腕・門別啓人投手に、北海道日本ハムなど3球団が視察をした。

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1回三者三振

秋季北海道大会札幌地区3回戦で、札幌北と対戦した東海大札幌は、182cm85kgの大型左腕で最速146キロの速球を投げる門別啓人投手が5回に登板すると、三者三振と格の違いをみせた。

最速は141キロだったが、最初の打者は3球三振、他の二人もほぼストレート一本で、三者連続空振り三振を奪った。この日は北海道日本ハムなど3球団のスカウトが視察に訪れ、早くも注目度が増している。

昨年秋から背番号1を背負っているものの、昨秋は地区で敗退、春季大会と道大会ベスト8、夏の南北海道大会もベスト8で敗れている。特に夏は、北海戦で登板したものの、5回2/3で15安打8失点と、「体力が足りず、最後までコントロール良く投げることができなかった」と暑さと疲れの中で苦しい投球となった。

夏の練習で左足首を負傷したが、「走れなくてもやれることがある」と左足に負担をかけない形でトレーニングを行い、「腕を軽く振っても球威が出るようになった」と成長をしている。

来年春のセンバツで、この大型左腕が甲子園にデビューすれば、大きな話題となることは間違いない。「僕らは夏、悔しい思いをした。もう同じことは繰り返したくない。この秋にかける思いは、どこにも負けないという自負がある」と話す門別投手に注目したい。

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門別が13球で能力の高さを示した。9点リードの5回から登板すると最初の打者を3球三振。続く2人も、ほぼ直球で押し切り、3者連続空振り三振に切って取った。変化球はわずか3球。「今日はストレートで打たせて取ろうと考えた。それが結果的に三振につながって良かった」。今秋初登板で、この日の最速は141キロ。自己最速には及ばなかったが、日本ハムなどNPB3球団のスカウトが視察する中、しっかり力を出した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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