6年目で野手に転向、ジェイプロジェクトの松本綾太選手が2本塁打

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ジェイプロジェクトの松本綾太選手が、都市対抗東海地区2次予選の王子戦で2本塁打を放ち、サヨナラで勝利した。

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高校卒6年目で

松本綾太選手は184cmの右腕投手として、前橋育英からジェイプロジェクトに進み、5年間投げてきた。しかし投手としての限界を感じ、昨年秋に捕手に転向を決断していた。

この日は4番指名打者で出場すると、0-1で迎えた7回に、王子のエース・近藤投手のインコースのストレートを完璧に捉え、レフトスタンドに放り込んだ。「決めたボールを打とうとチームで話し合っていた。自分は内角を打ち切ろうと決めていた」と話す。

そしてクライマックスは9回、2アウトで打席に入った松本選手は、ストレートを振り抜くと高々と舞い上がり、打球はレフトスタンドに入った。人生初の1試合2本塁打は貴重なサヨナラ弾となり、逆転で勝利した。

社会人6年目というものの、高校卒で入っており、大学卒2年目と同じ世代の23歳、高校時代は打者としては通算本塁打が「3本ぐらい」だったというが、打者としての素質が開花しつつある。

目標はプロ野球、「チームが都市対抗の本戦に出場するのが一番。自分の役割を果たしていく中で近づいていければ」と話し、一戦一戦でアピールをしてゆきたい。

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身長184センチの体全体を使ったダイナミックなスイングが持ち味。前橋育英高時代には背番号10の控え投手で高校通算本塁打は「3本ぐらい」だった。投手としての限界を感じ、昨秋から野手に専念した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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