関西大のドラフト候補・野口智哉選手、久保田拓真捕手がマルチ安打、8球団視察し中日が評価

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関西大の野口智哉選手、久保田拓真捕手がともに2安打を打ち、視察した8球団のスカウトにアピールをした。

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打撃は戻ってきた

関西大の注目遊撃手で3番を打つ野口智哉選手は4回、ノーアウト1塁の場面で右中間へのエンタイトル2ベースヒットを打つと、4番の久保田拓真捕手がライト前にタイムリーヒットで打点を挙げた。

野口選手は、「どの試合でも、回の集中攻撃ができているので、チームは良い状態だと思います」と話すと、窪田選手も「先制点が試合の流れを引き寄せるので、意地でも1点を取ろうと思って打席に入りました。外野フライで良いと思って、拾うイメージで打ちにいきました」と話した。

久保田選手は7回にもレフトへの二塁打、野口選手は9回にセンター前ヒットを打ち、ともに2安打を記録した。

この日は8球団のスカウトが視察をしたが、立命館大戦ではともにノーヒットだった二人について早瀬監督は「立命大戦は力んだのかなという部分もある」と話した。

視察した中日の中田スカウトアドバイザーは「打撃は戻ってきたね。体をうまく回転させてライトへヒットを打っていた」と評価した。

アベレージを残すことができる遊撃手の野口選手、春に3本塁打を放ち長打力を見せた捕手の久保田選手、ともに貴重なポジションの選手ということもあり、スカウトの視察が続く。プロでやれると判断されるような活躍を、ドラフト直前まで続けたい。

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この日もネット裏にはプロ8球団のスカウトが詰めかけた。早瀬万豊監督は久保田拓について「そういった意味で(第1節の)立命大戦は力んだのかな、という部分もある」と2試合で9打数で無安打だった2試合を振り返ったが、今節1回戦は2試合連続マルチ安打と調子も上がってきた。

25日に視察した中日の中田宗男アマスカウト・アドバイザーは野口について「打撃は戻ってきたね。体をうまく回転させてライトへヒットを打っていた」と評価していた。
 ドラフトへ向け、野口は「それはもちろんアピールしないといけません」と話し、久保田拓は「あまり気にすることなくプレーすることを意識しています」と対照的だった。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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