東北楽天は、石井GMが取材に応じ、ドラフト1位指名選手については、「3人ですね。2.5人」と話し、2〜3人に絞り込んだ事を明らかにした。
当日に決定
石井GMは「今年のドラフトはピッチャーが1位候補にいっぱい挙がってくる」と話した上で、補強ポイントは「全部です。軸となってくれる選手とご縁を持てればいいかなと思います」と話した。
また、高校生か即戦力かについても「高卒と大卒ですね。」と話し、スカウト陣には「僕が監督やっているから、というところは全くないという話をしています。監督やってるからバリバリの社会人、大卒の即戦力を自分が取りたいというのもないし、逆に別に高卒じゃなくてもいいと思いました。とにかく高校、大学、社会人と年齢はともかく、このチームでもしかしたらチームの軸となってくれるような選手が一番のターゲット」と話した。
「議論が終わっているんだったらいいですが、まだまだシミュレーションをやっていくのが大事」と話し、他球団の動向なども踏まえながらシミュレーションを行い、当日に1位指名選手を決定する。
全体では6,7人を指名予定で、「少しずつ少しずつ層は厚くしていかないと。現状で言うとまだまだ層を厚くする必要はあるし、今年はこのポジションを獲得できればいいかという余裕じゃなくて、全体的にカバーしていかないといけない状況にある」と話した。
石井GMはこれまで、外野手、内野手、捕手などを集中的に指名し、昨年はドラフト1位〜4位まで即戦力投手を指名するなど、補強ポイントを重点的に指名する事が多かったが、今年は各ポジションをまんべんなく補強する方針だという。
1位指名が抽選となった場合は、石井GMがくじを引く。「将来を背負って立つ選手が来てくれることがイーグルスのためなので。僕のためじゃない、僕なんて何年かしたらやめちゃうので。僕なんか別に本当にどうでもいいんです。それよりも楽天にしっかりとした軸というか、選手が入ることが今後10年につながるのでそこは大事にしたいです」と話した。

8日にスカウト会議を行い、約80人の候補選手からの絞り込みを行った。指名選手は6、7人の見込み。「今年のドラフトはピッチャーが1位候補にいっぱい挙がってくる」と全体像を俯瞰(ふかん)し、1位指名候補のポジションには「全部です。軸となってくれる選手とご縁を持てればいいかなと思います」と投手と野手のどちらも含まれていることを示唆。
1位候補については投手、野手含め「3人ですね。2・5人」と独特の表現で明かし、高校生と大学生だという。この日もスカウト会議が行われる予定で、「議論が終わっているんだったらいいですが、まだまだシミュレーションをやっていくのが大事」と当日に1位を決定する方針だ。
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