広島にドラフト5位で指名されたHonda鈴鹿の松本竜也投手は、東邦ガスに補強選手として都市対抗に出場している。この日は、赤いユニフォームを着て、東京ドームで好投をみせた。
赤のユニフォーム
三菱重工Eastとの試合は2−1の6回2アウト2塁、ここでリリーフ登板したのが松本竜也投手だった。最初の打者に四球を与えたものの、次の打者から空振り三振を奪い、ピンチを抑えた。
7回はすべてセンターフライで三者凡退、8回は2ベースヒットを許したものの、最速148キロを記録するストレートで押して無失点、9回も先頭打者にヒットを許したが、最後は併殺で締めた。3回1/3を投げて2安打2奪三振無失点の好リリーフだった。
「しびれる試合で、緊張感がありました。自分が思っている以上に真っすぐが走っていました。カットが甘くなる傾向もありましたが、不安なく投げられました。プロにかかったからというわけではなく、補強していただいて責任を感じているので、自覚して投げていきたい」と話した。
普段はHonda鈴鹿の白地に青のユニフォームを着ているが、この日は東邦ガスの赤いユニフォームでプレーした。松本投手は「ご縁があるなと思います」と笑った。
赤のユニフォームで東京ドームでの好投は、来年にもつながるものとなる。

登板は2―1の6回2死二塁。四球を出した後、空振り三振で切り抜けた。8回には自己最速に2キロと迫る148キロを計測。先頭に安打を許した9回も二ゴロ併殺など打者3人で締めて1点差を守り切り、東邦ガスに7年ぶりの都市対抗1勝をもたらした。
「思っていたよりマウンドは硬かったですが、硬めが好きだったので不安はない。プロ(の指名)にかかったからというわけではなく、補強していただいて責任を感じているので、自覚して投げていきたい」
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