法政大がこの日、年内の練習を終えた。新主将の斎藤大輝選手は「プロを目指してゆきたい」と話し、各大学の主将が集まる二塁手のベストナインを渡さない決意を示した。
プロに向けて
斎藤大輝選手は、横浜高校で1年時から二塁手として出場し、万波選手などとともに3年連続甲子園出場をしている。大学でも1年春からリーグ戦に出場すると、3年生となった今年春から二塁のレギュラーとなり打率.342、3本塁打を記録してベストナインに選ばれた。
この秋はチーム内で新型コロナのクラスターが発生し、練習ができない中での出場となった。メンバーが成績を落としてチーム打率が.232に沈んだ中で、打率.438を記録、四死球10をうばって高打率を残し、再びベストナインに選ばれた。
その二塁手部門には来年、立教大の山田健太主将を始め、明治大の村松開人主将の他に、早稲田大の中川卓也主将も二塁に転向することがわかった。主将でもあり、ドラフト候補としてプロ入りを目指すライバルでもある。齊藤選手は「春秋連続でベストナインを取っているという自信があります。誰にも負けたくないし、ベストナインを譲るつもりもないです。彼らがいることで練習のモチベーションも上がりますね」と話した。
そして齊藤選手は、「プロを目指していきたい。ちっちゃい頃からの夢です。自分の持ち味はバッティング。課題の守備を磨いて、スピードをつけていけたらと思います」と話す。元オリックスでプロでゴールデングラブ賞に輝いた大島公一氏から守備と打撃を教わりながら成長を続ける。
「打つ方は打率と打点にこだわって目標は5割、20打点。そうすれば優勝できる」と話す。チームの優勝、そして二塁手のライバル争いに勝ってベストナイン、さらにプロ入りへ、勝負の年が始まる。


いずれも来秋ドラフト候補に挙がる逸材だ。それでも、斉藤は「春秋連続でベストナインを取っているという自信があります。誰にも負けたくないし、ベストナインを譲るつもりもないです。彼らがいることで練習のモチベーションも上がりますね」と力強く言い切った。

新主将の斉藤大輝内野手(3年=横浜)は「プロを目指していきたい。ちっちゃい頃からの夢です。自分の持ち味はバッティング。課題の守備を磨いて、スピードをつけていけたらと思います」とプロ志望を表明した。

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