昨年秋の関東大会で優勝し、センバツ出場が確実とみられる明秀日立が練習を公開し、1年生の近藤悠人投手が勢いのある球を投げた。
中学時に40以上の高校からオファー
近藤悠人投手は173cm89kgの右腕投手で、宮城仙北ボーイズ時代に142キロを記録し、甲子園優勝をしたことのある高校など40校以上の高校から誘いを受けた投手。その中で、「やっぱり一番最初に声をかけてくださった監督の下でやりたいと思った」と、一番最初に誘ってくれた金沢監督のいる明秀日立に進学した。
高校では体力強化を続け、体重も3kg絞れた。下半身が強くなり球に力がつき、さらに、スライダー、カーブなどの変化球もしっかりと投げられるようになった。まだ公式戦の登板はないものの、この日のブルペンでもミットに突き刺さる力強い球を見せ、センバツではベンチ入りし、登板する可能性もある。
近藤投手は、「球の質が良くなっている。真っすぐで押せるところを見せていきたい」とセンバツへの意気込みについて話し、頑張っている姿を地元の方にテレビで見てもらいたい」と話した。
明秀日立は183cm83kgで最速142キロの猪俣駿太投手、180cm85kgの外野手で140キロの速球を投げる石川ケニー選手などがおり注目されるが、近藤投手の投球も注目したい。


宮城仙北ボーイズでプレーした中学時代に142キロを計測した「スーパー中学生」。甲子園優勝経験のある複数の名門校など40校以上からオファーが届いた。数ある選択肢の中から故郷の岩手から遠く離れた明秀学園日立を選んだ。近藤がまだ無名だった中学1年時に明秀学園日立の金沢成奉監督から最初のオファーを受けていた。「やっぱり一番最初に声をかけてくださった監督の下でやりたいと思った」と振り返る。
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