東農大北海道オホーツクで右サイドから150キロ前後の速球を投げる伊藤茉央投手と、佐久長聖時代から注目されている林虹太投手が、それぞれの進路に向けて春のリーグ戦が始まる。
全国の壁
東農大北海道オホーツクの林虹太投手と伊藤茉央投手は、共に佐久長聖高校と喜多方高校から入学した2019年の春に大学野球選手権に出場すると、林投手は準決勝も含めて3試合に先発し、伊藤投手は4試合にリリーフで登板して、チームをベスト4に導く衝撃的とも言えるデビューを飾った。
しかしその後、新型コロナの影響などもあり2年時は主な大会が行われずにブランクとなってしまうと、昨年は大学野球選手権では上武大に、秋の明治神宮大会では慶応大にコールド負け、特に秋は先発した林投手が2本塁打を浴び、リリーフした伊藤投手も1回1/3で6安打5失点で降板してしまう。
しかし、この悔しさをバネに、このオフはそれぞれの特徴を生かすため、林投手は得意のカーブを磨くと、伊藤投手は同じサイドハンド右腕の元ヤクルト・林昌勇投手のフォームを研究し、「速球で押す投球や、外を生かす意識を高めてきた」と話す。
林投手は卒業後は社会人入りを目指す。そして伊藤投手はプロ入りを見据えている。23日に開幕する春季リーグ戦で連覇を続け、再び全国の舞台で輝く投球を見せて、進む道を掴み取りたい。
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卒業後は林は社会人、伊藤はNPB入りを見据える。ともに「大学最後の年に日本一を」と誓う。両右腕が19、21年に続く3度目の春秋リーグ制覇と、3年前、届かなかった大学王座をたぐり寄せる。
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