2022年大学野球選手権が幕を閉じ、表彰選手が発表された。
MVPは亜細亜大・田中幹也選手
最高殊勲選手には、亜細亜大の主将で攻守にチームを支えて日本一に導いた田中幹也選手選手が選ばれた。
最優秀投手には佛教大3年の山本奨人投手が選出された。最速は143キロながらツーシーム、スライダーなどを丁寧に投げ、初戦の東海大戦では7回2アウトまでパーフェクト投球を見せていた。3試合に登板し21回1/3を投げて3失点、防御率1.25を記録、「正直、こんな賞がもらえると思っていなかったので、驚きとうれしい気持ちです。こんな投球ができると想像していなかった。自分の世界が180度変わったような気分です」と話した。
首位打者賞には東日本国際大上崎彰吾選手が選ばれた。16打数11安打で打率.688を記録、また選手権大会新記録となる4試合連続の4本塁打を放ち、この記録は歴史に残っていく事になる。
上崎選手は「うれしいけど、調子に乗らないように。初心に戻って、足元を見つめ直すのが必要。結果が出ているのは、チームのおかげです。監督をはじめサポートをしてくれた中で結果が出ているので、感謝の気持ちです」と話した。18日からは大学日本代表入りをかけた合宿に追加招集され「南東北の代表として行くので、恥じないように全力でやるだけです」と話した。
そして敢闘賞には準優勝の上武大から、3年生で来年のドラフト上位候補が予想される進藤勇也選手が選ばれた。この日は亜細亜大で足を使われ、4番打者として打撃でも調子を崩してしまった。しかし、東農大北海道戦で4打数2安打2打点、準々決勝の福岡大戦、準決勝の佛教大戦でもヒットを打ち、4番捕手としてチームを準優勝に導いた。





コメント