「僕はプロに行きたい」とすぐに復帰した田中幹也選手が日本一、エース・青山美夏人投手が完投

大学野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース 北海道日本ハムドラフトニュース

大学野球選手権は決勝戦が行われ、亜細亜大が上武大に7−1で勝利し日本一となった。昨夏に難病の潰瘍性大腸炎になった田中幹也主将とエースとして成長した青山美夏人投手が柱となっていた。

スポンサーリンク

30年の中で最も弱いチーム

優勝後のインタビューで、亜細亜大の生田監督は「30年亜大でコーチ、監督とやる中で一番弱いチームでした」と話した。

昨年は阪神にドラフト5位で指名された岡留英貴投手と3年生の青山美夏人投手の2枚がいたが、今年は青山投手が残ったものの、2、3年生でもう1人の柱となる投手が春前の時点でおらず、東都リーグ戦でも1戦目と3戦目は青山投手が投げ、2戦目は1年生投手などを起用してきた。勝ち点5のうち、3試合が○●○の2勝1敗での勝ち点だった。

しかし、その中でエースの青山投手が大きく成長し、リーグ戦で6勝0敗の成績を残した。その青山投手はこの日の決勝でも9回139球を投げきり、9安打を許すも7奪三振1失点と先発としてエースの投球を見せた。

また、チームの柱である主将についても、元々は1年時からリーグ戦で出場をしている内野の要・田中幹也選手が就任するはずだったが、昨年夏に難病の潰瘍性大腸炎を患って離脱した。治療に専念し、その後、新型コロナのクラスターが発生して寮が閉鎖されるなどして、田中選手が戻ってきたのは今年2月だった。

昨年12月には新チームの役員として藤江亮太選手が主将に就任した。しかし、2月に復帰した田中選手が「僕はプロに行きたい。今、休んだら僕の夢が絶たれてしまう。練習をさせてください」とすぐに練習を始め、グラウンドで1人で練習を始めると、他の選手が1人、2人と寮に戻り、グラウンドで自主練習を始めた。

チーム全員がそろったのは2月中旬で、まずは体力づくりから開始した。その中で「幹也が頑張っている。僕らはもっと頑張れる」とチームが一つにまとまり、藤江選手も田中選手に主将を受け渡した。

この日、田中選手は2番ショートで出場し、5打数2安打3打点。ショートでも再三の好プレーを見せた。藤江選手も前日の東日本国際大戦でホームランなど3打点を挙げる活躍を見せ、この日も1安打1打点を記録した。

2月の時点では亜大史上最弱だったかもしれないが、20年ぶり5回目の日本一となった。

青山投手は先発としてはまだセーブしながら投げているところがあるが、昨年まではリリーフとして快速球を投げていた。この春はエースとしてチームを日本一に導き、秋は全国連覇の目標もあるだろうが、自分の人生のための投球を見せるかもしれない。

また、田中選手はこの日のプレーを見ても、ドラフト2位前後で指名されそうな能力の高さを持っている。日本ハム・坂本スカウトも「普段の練習から、集中力を持って実直に野球と向き合っている。そこに勝負強さが生まれる」と練習の態度を評価する。スペシャルな足もあり、18日からの大学代表合宿では昨冬に最速だった日体大・矢澤宏太選手などとの足の競争も注目される。

まずは日本一を讃えたい。

2022年・侍ジャパン大学代表候補選手一覧
2021年12月の代表候補合宿、2022年6月の代表選考合宿を経て、侍ジャパン大学代表が決定しました。(2022年6月20日) 12月のメンバー、6月のメンバーの表も下に掲載しています。
【2022大学野球選手権】決勝の対戦カードと注目選手一覧
全日本大学野球選手権は6日目、決勝戦の対戦カードと注目選手の一覧です。
亜細亜大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
亜大・田中幹也がMVP 病気克服しコロナ禍も1人で練習、主将が背中で引っ張った/大学選手権 - アマ野球 : 日刊スポーツ
亜大(東都)が、20年ぶり5回目の日本一に輝いた。田中幹也主将(4年=東海大菅生)が先制打を含む2安打3打点、エース青山美夏人投手(4年=横浜隼人)が完投と投… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

生田監督は「30年亜大でコーチ、監督とやる中で一番弱いチームでした」と話した。2月上旬、コロナのクラスターが発生し寮が閉鎖すると、潰瘍性大腸炎から復帰したばかりの田中幹は指揮官に直訴した。「僕はプロに行きたい。今、休んだら僕の夢が絶たれてしまう。練習をさせてください」。たった1人、グラウンドで練習を続けた。それを聞きつけた選手たちが、1人、2人と寮に帰り自主練習を始めた。全員そろった2月中旬。体力づくりからスタートした。

亜大、20年ぶり日本一! 今秋ドラフト候補・青山美夏人が完投、難病克服の田中幹也がMVP/全日本大学選手権
全日本大学野球選手権最終日(12日、神宮)決勝が行われ、亜大(東都)が上武大(関甲新)に7―1で勝ち、2002年以来20年ぶり5度目の日本一に輝いた。今秋のドラ…
亜大 02年以来20年ぶり日本一!難病を克服した田中幹主将がV打でMVP - スポニチ Sponichi Annex 野球
 東都の名門がリベンジを果たした。亜大が13年の決勝で敗れた上武大を7―1で下し、02年以来、20年ぶり5度目の優勝。今秋ドラフト候補の主将・田中幹也内野手(4年)が決勝左前2点打を含む2安打3打点をマークして最高殊勲選手賞を獲得した。04年に就任した生田勉監督(55)にとっては初の頂点となった。
【大学選手権】亜大が20年ぶり5度目の優勝 今秋ドラフト候補のエース・青山美夏人が1失点完投
 亜大(東都大学)が上武大(関甲新学生)を破り、2002年以来20年ぶり5度目の優勝を飾った。
亜大が20年ぶり5度目V 主将・田中幹2安打3打点&好守 難病から劇的復活/デイリースポーツ online
 「全日本大学野球選手権・決勝、亜大7-1上武大」(12日、神宮球場) 亜大が02年以来、20年ぶり5度目の日本一に輝いた。今秋ドラフト候補で主将の田中幹也内野手(4年・東海大菅生)が先制打を含む5打数2安打3打点。守備でも要所で好守を見せるなど、優勝の立役者となり最高殊勲選手賞を獲得した。
亜大5度目の優勝「感動しています」生田監督 13年決勝で敗れた上武大に雪辱/大学選手権 - アマ野球 : 日刊スポーツ
亜大が20年ぶり5回目の優勝を決めた。監督として初めて日本一に輝いた生田勉監督(55)は「後悔しないように思い切って頑張れと選手を送り出しました。あとは見守る… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2022 Draft home page

コメント