浦和学院の143キロ左腕・宮城誇南投手が大学進学へ

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浦和学院のエースで、最速143キロの速球を投げる左腕投手の宮城誇南投手が、大学に進学する方針であることがわかった。

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学業も優秀

宮城誇南投手は173cm73kgの左腕投手で最速は143キロを記録する。高校1年時から活躍を見せ、キレの良いスライダーとストレートを投げる投手として注目されていた。

今年はセンバツに出場すると、開幕試合となった大分舞鶴戦で2安打13奪三振で完封勝利、続く和歌山東戦でも先発して7回2安打10奪三振無失点と、三振を奪う投球を見せた。準々決勝の九州国際大付戦では7回1/3を投げて3失点し、準決勝には登板せずに敗退したものの、ベスト4入りに大きく貢献した。

1年時に比べてストレートの力強さが増し、オリックスの宮城投手のようにプロで急成長するイメージもあったが、森監督と面談し、大学進学に進路を絞ったという。学業も優秀で成績はオール5と評価されており、東京六大学でのプレーを希望しているという。

昨年、浦和学院からは吉田匠吾選手が明治大、吉田瑞樹選手が早稲田大に進学しているが、吉田瑞樹選手も学業が学年トップクラスで、学業も評価される早稲田大のアスリート入試に合格した。千葉ロッテで活躍する小島和哉投手や、今年のドラフト1位候補として注目される蛭間拓哉選手も浦和学院から早稲田大に進学している。

早稲田大に進学して再び吉田瑞樹選手とのバッテリーを組む可能性が高いように思えるが、その先輩と対戦したいということで、浦和学院のOBで左腕エースだった江口奨理投手が進学した立教大を選ぶ可能性もある。

いずれにしても来年以降、東京六大学で登板すれば注目される投手になることは間違いなさそうだ。今年はドラフト候補がやや少ない印象もあり、プロ志望をすれば支配下ドラフトで指名される可能性が高そうだった。大学で4年間プレーして、ドラフト1位候補として注目される選手になってほしい。

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宮城は「得意な科目は英語」といい、〝オール5〟と評価されるほど、学業が優秀。東京六大学野球でのプレーを希望し、森監督との進路面談で大学進学に絞ったという。浦和学院OBで早大からロッテに入団した小島和哉投手(25)のように、神宮の杜から、次のステージを目指す。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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