東京大学で昨年秋にリーグ戦1勝を挙げた井澤駿介投手が、プロ志望届を提出することがわかった。ドラフト会議で指名されれば、7人目のNPBでのプロ野球選手となる。
対等に戦いたい
井澤駿介選手は180cm83kgの右腕投手で最速は143キロを記録し、主に先発で登板するが、昨年秋の立教大戦ではリリーフで登板し、3回2/3を1安打2奪三振無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。
今春も4試合に先発するなど7試合に登板し、早稲田大戦では9回6安打7奪三振2失点で完投、蛭間拓哉選手からも三振を奪うなど好投し、2−2の9回引き分けに持ち込んだ。リーグ通算は1勝16敗、防御率5.94となっている。
その井澤投手はこの日、「野球をする上での一つの目標」と話し、「ここまでやってきて諦めたくない。プロ野球選手と対等に戦いたいという思いがある」とプロ志望をすることを決断した。
東大からは宮台康平投手が2017年にドラフト7位で指名され、5年ぶりのプロ志望届提出者となり、ドラフト会議で指名されプロ入りすれば、東大から7人目のプロ野球選手となる。
秋のリーグ戦について「投げた試合は全部勝ちたい。チームとしては最低4勝して最下位を回避したい」と話す。そしてドラフト会議では、指名がなければ野球は引退するとした。
札幌南高校で低めの伸びる球を見せ、全道大会に出場してドラフト候補として名前が上がった。その後、一浪の末に東大に入学しエースとなった。目標に到達する努力のできる選手で、この秋にアピールをしてプロ入りにも到達したい。

17年にドラフト7位で日本ハム入りした宮台康平(現ヤクルト)以来、5年ぶりにNPBドラフト対象者となるプロ志望届を提出する。「野球をする上での一つの目標」と定め、努力を重ねてきた右腕は「ここまでやってきて諦めたくない。プロ野球選手と対等に戦いたいという思いがある」と心境を明かす。
コメント
やっぱり井澤君 プロ志望届出しましたかぁ~ 球種あとスローカーブやチェンジアップを…マスターして欲しいですね。試合の中で、遊ぶ、手抜く、楽する投球を学んだら、長丁場に適応するスタミナもキープ出来ますし、打たせて取る制球と三振を取る制球の…二刀流も出来る投手になる。頭脳明晰らしく、プロに指名されて、生きる道を見つけて欲しい。東大の…星。