185cm右腕、花巻南の柿澤佑多投手に4球団が既に来訪

高校野球ドラフトニュース2022年ドラフトニュース

花巻南の185cm右腕・柿澤佑多投手に、4球団のスカウトが既に視察をしていることがわかった。

スポンサーリンク

進路はプロ一本

花巻南の柿澤佑多投手は、185cmの大型右腕投手で、真上から投げ下ろすストレートは最速141キロを記録する。入学時は178cm58kgで球速が120キロ台前半だったが、1.5kgもある弁当を食べて身長と体重を増やすと球速が伸びた。それでもまだ体重が72kgと線が細く、伸びしろの大きな選手と評価される。

そして柿澤投手はプロ入りを志望している。進路はプロ一本とし育成ドラフトでの指名も歓迎するという。「自分は即戦力の投手ではないと思う。もし、プロに入ることができれば、千賀投手のような日本を代表する投手になりたい」と話す。高校の練習には4球団のスカウトが視察に訪れているという。

夏の岩手大会は最後のアピールのチャンスとなる。そしてそのアピールの場はいきなりやってくる可能性がある。ともに1回戦を突破すれば、2回戦で盛岡中央と対戦する。盛岡中央には149キロ右腕の齋藤響介投手がおり、この二人の投げあいとなれば、多くのスカウトが詰めかけることになりそうだ。

柿澤投手は、「みんな中央が勝つと思っている。絶対にそんな結果にさせない」と話した。

夏の高校野球・岩手大会(2022)の注目選手:ドラフト注目度A
夏の高校野球岩手大会、花巻東に怪物2年生やプロ注目の強打の捕手がいるが、他のチームにも149キロ右腕などプロ注目の選手がいる。ドラフト注目度はA
2025年度-高校生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-高校生-岩手県のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【スポニチスカウト部(19)】花巻南・柿沢 豪快フォームで成り上がる「日本を代表する投手に」  - スポニチ Sponichi Annex 野球
今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。第19回は花巻南(岩手)の大型右腕・柿沢佑多投手(17)。東北を代表する名門・花巻東の陰に潜...

柿沢はメディアにもほとんど登場したことがなく知名度も皆無。それでもプロのスカウトは地方に眠る逸材を見逃さない。既に4球団のスカウトが、田畑に囲まれた花巻南のグラウンドに来訪。1メートル85の長身から投げ下ろす最速141キロの直球と、鋭く落ちるフォークを見ればほれ込まずにはいられない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント