近大工学部の強肩捕手・石伊雄太選手がプロ志望届け提出へ

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二塁送球1.8秒台を記録する近大工学部の石伊雄太捕手が、受付が始まる9月1日にもプロ志望届を提出する意向を明らかにした。

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「プロを目指したい気持ちが強くなった」

石伊雄太選手は178cm83kgの捕手で、昨年12月の侍ジャパン大学日本代表候補合宿に参加すると、二塁送球1.8秒の強肩を披露して注目された。

この日は広島六大学リーグの秋季リーグ戦が開幕し、4番として出場したものの2打数ノーヒット、また二塁への送球の機会はなかった。しかし、先発の沖田伊吹投手をリードすると12奪三振で1失点完投勝利を演出した。「最初からボール自体は良かったし、中盤からは左打者にフォークをうまく使えた」と話した。

そして試合後に、プロ志望届を出すことを明らかにした。12月の合宿参加で「プロを目指したい気持ちが強くなった」と話した。花本監督も「守備面はトップクラス。打撃も伸びしろが大きい」と話し、石伊選手のプロ入りを後押しする。

今年の大学生捕手では、藤蔭横浜大の吉田賢吾選手が打撃でアピールをしている他、昨年12月の合宿に参加した名城大の野口泰司捕手、明治大の蓑尾海斗捕手など、他にも神奈川大の土井克也捕手などがいるものの、大きく注目されている選手というのは社会人も含めて見られない。

高校生では大阪桐蔭の松尾汐恩選手、花巻東の田代旭選手、聖光学院の山浅龍之介選手など多くの選手が注目されている中で、石伊選手もどちらかというと即戦力というよりは将来性を評価される所があり、これらの選手と比較してどのくらいにランク付けされるかとなる。

ドラフト会議では下位または育成での指名と予想するが、守備でも打撃でもひたむきにプレーすることができる選手で、指名が注目される。

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三重・近大高専入学時は身長162センチと小柄だったが、以後に急成長して今は178センチ、83キロの堂々とした体格に。昨年12月には大学日本代表候補の合宿にも参加し、「プロを目指したい気持ちが強くなった」という。JR西日本監督時代に杉本裕太郎(オリックス)らをプロに送り出した花本輝雄監督も「守備面はトップクラス。打撃も伸びしろが大きい」と期待を寄せる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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