東海大札幌の150キロ左腕・門別啓人投手と、二塁送球1.78秒の強肩捕手・唐川侑大選手のバッテリーが、そろってプロ志望届を提出した。
バッテリー
門別啓人投手は182cm85kgの左腕投手で、高校入学時に140キロを記録し、今年春に最速150キロに到達した。小学校入学前に日本ハムの試合を観戦し、父親より「プロ野球選手になるっていうのはすごいこと」と聞かされると直後に野球を始め、「絶対にプロになる」と強い思いを持つようになった。
最速は150キロだが変化球もうまく使って組み立てた投球ができる投手で、最速150キロ左腕として昨年の福岡ソフトバンクドラフト3位・木村大成投手(北海高校)よりも平均的な球速は少し遅いが、より実戦的な投球をする。
また、その門別投手の球を受け、自ら投手として145キロを記録する球を投げた唐川侑大捕手は、二塁送球も1.78秒とプロ並み、高校通算20本塁打の打撃もあり、「首位打者も狙える、打てるキャッチャーを目指す」と話す。
2人はともにプロ志望届を提出し、門別投手は「今はワクワクしかない」と話すと、唐川捕手も「プロ入りで恩返しがしたい」と話す。二人とも「どこに指名されても行くつもりです」と話し、12球団OKでドラフト会議の指名を待つ。
門別投手、唐川捕手ともにドラフト4位前後の指名が予想される。再びチームメイトになる可能性は低いと思うが、プロで活躍し再びバッテリーを組むことは十分ありそうだ。


今春に最速150キロを計時、ドラフト上位指名も期待される門別は「160キロ」と「新人王」を、プロ入り後の目標に掲げた。小学校入学前に札幌ドームの日本ハム戦を観戦した際に父竜也さんから「プロ野球選手になるっていうのはすごいこと」と聞かされた。直後から野球を始め、「絶対にプロになる」と心に決めて、1年ごとにレベルを上げてきた。入学直後140キロだった球速は、約2年で10キロ上がり、全国的にも注目を浴びる左腕となった。「今はワクワクしかない」と、指名を心待ちする。
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