大阪ガスがJABA伊勢・松坂大会の予選リーグで東芝と対戦し、151キロ右腕の河野佳投手が5回を投げ、4安打無失点と好投を見せた。
復活は?
河野佳投手は昨年に日本選手権は都市対抗野球などで無敗で、151キロの速球と高い制球力を軸とした多彩な変化球を投げ、今年の社会人NO.1右腕として注目されていた。しかし、昨年の都市対抗本戦あたりから球威がやや落ちており、この春は思うような球の力を見せられず、スカウトの評価も落ちたか、決めかねている状況にある。
この日は最速は143キロ、得意のフォークボールや変化球を駆使し、5回を投げて4安打3奪三振無失点と好投を見せた。
5球団9人のスカウトが視察し、
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「浮き上がるような直球が投げることは分かっている。制球もきっちり投げ分けて器用さもある」
オリックス・小松スカウト:「制球、ボールの質ともに高いレベルで投げていた。即戦力として期待できる投手」
と評価、他にも中日のスカウトも姿を見せていた。
まだ球速が戻ってきた感じではないが、昨年1年間の社会人野球の実績で、制球力や変化球を含めた投球の良さはスカウトも身にしみている。あとはプロ入り後にストレートの復活が期待できるかどうかという所となる。
河野投手は「自分がどうこうするものではないので評価を待ちたい。やれることはやった」と話し、ドラフト会議での指名を待つ。

スタンドからは中日などNPBの5球団9人のスカウトが熱視線を送った。ロッテの榎スカウト部長は「浮き上がるような直球が投げることは分かっている。制球もきっちり投げ分けて器用さもある」と昨年の日本選手権MVP右腕を評価。オリックスの小松スカウトも「制球、ボールの質ともに高いレベルで投げていた。即戦力として期待できる投手」とうなずいた。

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