巨人は10月18日にスカウト会議を開き、午前中にジャイアンツ球場で秋季練習を見守った原監督も、都内の大手町の球団事務所で行われた会議に出席した。
単独1位指名なるか
巨人は9月28日に、高松商の浅野翔吾選手の1位指名を公表しているが、競合する可能性もある。原監督はくじ引きは1勝11敗と分が悪く、「くじは引かないでいてほしい、というところはありますな。」と話し、「私が首を縦に振ればそうなると思います。まだ縦には振りません」とまだくじ引きをするかどうかも明らかにしなかった。
そして、「単独もなきにしもあらずでしょう」と単独1位指名を願った。浅野選手は今年のドラフト1位指名選手の中では目玉クラスで、もし単独1位指名となれば、公表した作戦が大成功だったということになる。
まだ1位指名を公表していない球団は横浜DeNA、阪神、中日、千葉ロッテ、東京ヤクルトの4球団で、中日と東京ヤクルトは投手の指名を示唆し、千葉ロッテや横浜DeNAは外野陣よりも他のポジションが補強ポイントと考えられる。指名が競合しそうなのは阪神だが、最終的に岡田監督が1位指名を決める中で、即戦力の指名を優先させるかもしれない。



20日のドラフト会議では、高松商・浅野の1位指名をすでに公言。巨人を含め7球団が1位指名選手を公表しているが、現段階で重複はない。ただ、浅野に関しては阪神が1位指名最有力候補にしており、原監督は「くじは引かないでいてほしい、というところはありますな。まあ、単独(指名)ということもなきにしもあらずでしょう」と一本釣りの可能性に期待した。

9月28日に大塚副代表編成担当が高松商高・浅野の1位指名を12球団最速で公表。競合すれば、くじ引きを任される可能性が高い指揮官は、これまで1勝11敗。「くじは引かないでいてほしい、というところはありますな。単独もなきにしもあらずでしょう」と〝一本釣り〟を願った。
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原監督浅野くじ引いて下さいね