今年の高校生野手BIG3の一人で、センバツでも注目された広陵の真鍋慧選手が、プロ志望を表明し、大学などに断りの連絡を入れた。
元々は大学進学を
真鍋慧選手は「夢のプロ野球で活躍できる選手になるためには、早くプロの世界に入った方がいいと思った」とプロ志望を表明した。
元々は大学進学を考えていたが、センバツでベスト4入りを決めた後、高校卒業でプロ入りする方向に気持ちが傾き、誘いのあった大学などに断りを入れた。中井監督も「彼の強い希望があった。夢をかなえられるように応援する」と後押しをする。
真鍋選手は高校通算58本塁打の打撃が注目され、花巻東の佐々木麟太郎選手、九州国際大付の佐倉侠史朗選手と共に高校BIG3と注目されている。センバツではBIG3で唯一出場し、4試合で14打数6安打、打率.429を記録した。
真鍋選手はファーストを守るが、プロでの活躍の場を広げるために今は三塁の守備練習に取り組んでいる。春季大会では投手としても力強い球を投げており、プロでは肩を生かしたポジションを与えられる可能性もありそうだ。
また、センバツでは6安打をしたものの、二松学舎大付戦と専大松戸戦にそれぞれ3安打を打ったが、海星戦と優勝した山梨学院戦ではノーヒット、特に山梨学院の林謙吾投手にはインコースの高めのストレートで攻められ、ストレートを打ち返すことができなかった。
「今は1、2年のときに出られなかった夏の甲子園出場が最大の目標。勝つために、好機で打てる打撃に磨きを掛けたい」と話す真鍋選手、個人的には140キロ中盤くらいの速球を力強くスタンドに運ぶ打撃を見たい。それが見られれば、ドラフト1位候補として自信を持って推したい。

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