中日がスカウト会議、青学大の常広羽也斗投手と下村海翔投手など東都リーグ投手をドラフト上位候補に

中日は6月8日に都内でスカウト会議を開き、大学生を中心にドラフト上位候補のリストアップを行った。指名リストは130人程度に絞り込んだ。

東都リーグの投手

松永スカウト部長、音チーフスカウト、各地区担当スカウトなどが出席して行われたが、松永スカウト部長は今年のドラフト会議の全体の印象について「基本的に投手が中心になってくると思う。あとは球団によって事情が違うので現場とも話し合っていく」と話した。

中日は1月のスカウト会議で、ドラフト指名候補を約200人リストアップしていたが、この日の会議で130人程度まで絞り込んだ。

そしてドラフト上位候補には青学大の常広羽也斗投手と、下村海翔投手、亜大・草加勝投手、中大・西舘勇陽投手、東洋大・細野晴希投手、専大・西舘昂汰投手を高く評価してリストアップし、東都リーグの投手が名前を連ねた。

また、全日本大学野球選手権で153キロをマークした桐蔭横浜大・古謝樹投手の他、地元の名城大から松本凌人投手、岩井俊介投手もリストアップしている。

中央大の西館投手と名城大の松本投手は1月のスカウト会議でも名前が挙げられていた。また、同じ1月の会議で名前の挙がっていた地元・享栄の東松快征投手、そして花巻東の佐々木麟太郎選手など高校生は、夏の大会を注視してからリストアップを行う。