東都大学リーグでは青山学院大vs国学院大の2回戦が行われ、大学NO.1右腕の常広羽也斗投手が8回からリリーフ登板をした。
11球団が視察
前日のリリーフ登板に続き、この日の8回からリリーフで登板した常広羽也斗投手は、8回、9回を無失点に抑えるも、味方打線が国学院大投手陣に抑えられて無失点で、0-0で延長タイブレークに突入した。
そのタイブレークも常広投手が10回、11回を無失点に抑えるも、国学院大も武内夏暉投手が登板し無失点に抑えていく。そして12回、常広投手は暴投により2失点のあと、さらにタイムリーヒットも許して3失点し、ここで降板した。4回1/3を投げて2安打3奪三振3四死球で3失点(自責点1)だった。
この日は阪神が嶌村球団本部長と吉野スカウト2人で視察したほか、11球団のスカウトが視察をしたが、常広投手の登板のために、試合最後まで残って視察をしていた。
横浜DeNA・河原スカウティングディレクター:「150キロを超える直球とフォークで空振りが奪えて、短いイニングで抑えの適性もある。バントも簡単にできない球を投げていた」
広島・苑田スカウト統括部長:「チームの何本柱というピッチャーになれる」
と話し、共に高い評価を示した。
試合は3回戦にもつれ込み、下村海翔投手と常広投手のリレーで勝点を奪えるか注目されると共に、各球団の首脳クラスはこれから他のリーグ戦の視察に行くと思われ、東都リーグのドラフト1位投手陣の視察は、おそらくこれを最後にする球団も多いと思われ、それぞれがどのような評価を下したのか、ドラフト前のスカウト会議が注目される。


延長戦に入っても10球団のスカウトが熱視線を送った。DeNA河原隆一スカウト部スカウティングディレクターは「150キロを超える直球とフォークで空振りが奪えて、短いイニングで抑えの適性もある。バントも簡単にできない球を投げていた」と評価した。

右腕の登板に11球団が集結。失点が響いてチームは敗れてしまったが、広島・苑田スカウト統括部長は「チームの何本柱というピッチャーになれる」と、変わらぬ評価を語った。
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