高校卒3年目外野手・東海理化の福本綺羅選手が4打数4安打、走塁でも見せる

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社会人野球東京スポニチ大会では、昨年夏の都市対抗で若獅子賞を獲得した東海理化の福本綺羅選手が、4打数4安打の固め打ちを見せた。

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積極性

福本綺羅選手はこの日の日本新薬戦では3番センターで出場すると、初回にセンター前にヒットを打った。第2打席はライトに2ベースヒット、6回には先頭打者でライト前ヒットを打つと、続く打者の外野フライでタッチアップして2塁に進む好走塁も見せた。

そして0−0で迎えた8回の第4打席も先頭打者でレフト前にヒットを打って4打数4安打とすると、後続のタイムリーヒット2ベースヒットで決勝のホームを踏んだ。初球を振り抜いて安打を放つなど「持ち味の積極性が出た」と話した。

しかし、前日のセガサミー戦では5回に3ベースヒットを打ったものの、積極性を欠いた打撃だった。追い込まれるまでストライクを見送り、追い込まれてから当てるような打撃だったが、次の日にはこのような固め打ちをし、良い言葉を選ぶとこれが本来の力で、切り替えができる選手、厳しい言い方をするとムラを感じる選手だと思う。高校時代も同じように感じていた。

高校卒3年目で今年、ドラフト指名解禁となる。「プロを意識しすぎても力んでだめ。チームが勝って結果として目立てばいい」と話した福本選手、見る試合によって印象や評価が大きく変わる選手だと思うが、プロのスカウトは長い期間を見て判断する。短期的な活躍だけでなく、今年1年間、良い状態をキープして活躍を続けたい。

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東海理化は3番・福本が4打数4安打の固め打ち「持ち味の積極性が出た」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
東海理化は昨夏の都市対抗で若獅子賞に輝いた3番・福本が4打数4安打の固め打ち。0―0の8回無死にも左前打で出塁し、決勝の生還を果たした。「持ち味の積極性が出た」。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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