知徳の150キロ右腕・小船翼投手が大阪桐蔭に7回7失点も千葉ロッテのスカウトディレクター「ポテンシャル高い」

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関西に遠征してセンバツ出場校と練習試合を行っている知徳高校、この日は大阪桐蔭と対戦し、150キロ右腕・小船翼投手が登板した。千葉ロッテが注目している。

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「高校生レベルでは良い素材」

197cmの長身から150キロの速球を投げる知徳の小船翼投手がこの日、大阪桐蔭との練習試合で先発した。

2回に4番のラマルギービン・ラタナヤケ選手にインコースを攻めたものの死球となると、続く2年生の増田湧太捕手にレフトオーバーの長打を浴びて2失点、4回にも先頭打者の四球から2安打で2失点、7回を投げて9安打4奪三振7失点と抑えることはできなかった。「自分に劣るものがたくさんある。このままじゃいけません」と話した。

「とにかく振る力がすごかった。甘い球は全ていかれる。体も大きくて怖かった。いままで対戦してきたチームとは違いました」と話し、大阪桐蔭の印象を語った小船投手だが、最速147キロを記録したストレートについては、「指のかかりは悪くなかったです」と話し、インコースのストレートで左打者を抑えた。

この日は千葉ロッテの榎スカウトディレクターが視察をしたが、「ボールの力もあり、スライダーも曲がる。大阪桐蔭に対し真っすぐで押し込めている。ポテンシャルは高いし、高校生レベルでは良い素材」と評価した。

前日には同じくセンバツに出場する京都外大西とも対戦しており、5回2安打1失点と好投したが、「決まれば抑えられるし、決まらなければ打たれる。精度を上げる事です」と、全国レベルのチームと対戦した経験を元に、甲子園へ行くためのピッチャーになる。

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