夏の高校野球大分大会では、プロ注目の150キロ右腕・佐伯鶴城の狩生聖真投手が登板し、12球団24人のスカウトが投球に注目した。
ヤクルト4人態勢
佐伯豊南戦で先発した佐伯鶴城の狩生聖真投手は、185cmの長身から繰り出すストレートが145キロを記録した。2回に1アウトから四球でランナーを出したものの、後続を2者連続三振に斬って取るなど、ランナーが出るとギアを上げるピッチングで、5回2安打6奪三振で無失点に抑えた。6回からは外野に回った。
この日は12球団24人のスカウトが視察し、東京ヤクルトは4人態勢で視察した。
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「ポテンシャルがある。真っすぐの質がいい。自分の特長を存分に出していた」
千葉ロッテ・榎アマスカウトディレクター:「伸びしろ、将来性が凄い楽しみ。スケールの大きくなるピッチャー」
と話し、強いストレートを投げるスケールの大きさとまだ線の細さも感じさせることから、これからの伸びしろの大きさについても見ていた。
狩生投手はこの日の投球について「3ボールからしっかり粘れたし、大事な場面で三振が取れた」と話し、手応えを感じる内容だった。そして、「相手を圧倒して大分県でナンバーワンになる事」を目標に、28年ぶりの夏の甲子園出場を目指す。

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