神奈川大の俊足遊撃手・庄子雄大選手に5球団が注目、広島・ヤクルトが評価

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神奈川大で50m5秒台の足を持つ庄子雄大遊撃手に、この日は広島、東京ヤクルトなど5球団のスカウトが注目した。

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10球団から調査書

庄子雄大選手はこの日、第2打席でセンター前ヒットを放ち、これでリーグ通算115安打とした。春は打率.333、秋も打率.349と好調を維持している。この日は5球団が視察をしたが、東京ヤクルトの斉藤スカウトは「春は簡単にフライに打ち取られることも多かったけど、夏以降は低いライナー性の打球が増えてきた。2ストライク追い込まれてから四球を選んだり、左投手への打席内容も良くなっている。」と評価した。

庄司選手の魅力は50m5.7秒の俊足で、斉藤スカウトは「足があるので代走、守備から入れる。打撃はまだ伸び代がありますし、打てればレギュラー。今年の野手で一番足が速いんじゃないですか。盗塁王を取れる足だと思います」と話す。

また、同じく視察をしていた広島の高山スカウトも「やはり足が魅力の選手」と評価、ずっと追いかけている選手と話した。

6月には侍ジャパン大学代表候補合宿に参加した。春の好調で期待されたものの、打撃がからっきしダメで結果を出せなかった。スカウトも歯がゆさを感じていたことだろう。また好例の50m走りの計測も行われず、その足のアピールもすることができなかった。

しかしその悔しさもあってか、夏から打撃が変わったという評価もあり、まだ打撃で成長することができることをアピールできた事は非常に大きい。

庄司選手はショートを守り、昨年のドラフト1位で横浜DeNAに指名された度会隆輝選手や、ドラフト2位で中日に指名された津田啓史選手と横浜高校で内野手としてプレーし、ポジションを競い合っていた。その二人が先にプロ入りを果たし、庄子選手も「緊張感も出てきましたが楽しみです。明日、明後日勝って、良い野球をしたい」とまずはリーグ戦で結果を出し続けて二人のいるプロ野球の門を叩きたい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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