日本高野連は9月1日にプロ志望届提出者の掲載を開始し、今秋のドラフト候補として注目される延岡学園の最速153キロ右腕・藤川敦也投手など、プロ注目選手が提出者一覧に名を連ねた。九州No.1の呼び声も高い藤川投手が、幼い頃からの夢であるプロ入りの意思を固めた。
最速153キロを誇る「九州No.1」の剛腕はバースデー指名なるか
藤川敦也投手は183cm92kgの恵まれた体格があり、中学3年時にすでに141キロを計測すると、延岡学園の2年春には最速153キロをマークし、一躍「九州No.1右腕」として注目を集める存在となった。力のあるストレートに加え、スライダー、カーブ、フォークと多彩な変化球も操る本格派で、今春にはU18日本代表候補の強化合宿にも選出された。
最後の夏は宮崎大会も準々決勝で敗れ、甲子園出場はならなかった。試合によって制球力に波があり序盤に降板した試合もあったが、全体的にはまとまった投球を見せており、ストレートの球速だけでなく、変化球の精度の高さも見せていた。
藤川投手にとって、10月23日に行われるドラフト会議は特別な一日で、自身の18歳の誕生日となる。バースデー指名となるか、Wでお祝いを受ける日になりそうだ。
注目選手続々
他にもこの日、掲示された選手は体に恵まれた選手も含めてプロが注目している選手が揃った。札幌日大の窪田洋祐投手は185cm89kgの体があり、大型でも抜群の俊足を持つアスリートで投手としても148キロを記録する。183cm90kgの大型捕手で高校通算30本以上を放つ関東学園大付の篠塚大地選手や、186cm89kgの大型捕手で高校通算17本の光英VERITAS・森川嵩広選手、188cm89kgの掛川西・石川大峨選手、190cm92kgの武田・那須皓太朗選手など、とにかく体が大きい。静商の山本敢生投手は変化球が魅力の投手だが、183cm83kgと大型の投手だ。
また、神村学園伊賀の西川篤夢選手は183cmの大型遊撃手で、投げても145キロを記録する強肩とシュア打撃に俊足をもち、複数球団が注目をしている。れいめいの伊藤大晟投手も147キロの速球を投げる左腕投手で、こちらもプロが注目している。
仙台育英・吉川陽大投手も近日中に提出
甲子園で活躍した仙台育英の147キロ左腕・吉川陽大投手も近日中にプロ志望届を提出する意向であることがわかり、これからもプロ注目の選手たちが掲載される見込みだ。選手の紹介をしてゆきます。
藤川 敦也(ふじかわ あつや) プロフィール
- 所属:延岡学園高校(3年)
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:183cm・92kg
- 主な特徴や実績:2007年10月23日生まれ、17歳。福岡県出身。最速153キロのストレートを誇る「九州No.1右腕」。U-18日本代表候補。名前の由来は古田敦也氏。








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