中日の井上監督は、今日か明日にスカウト陣と会議をし、来週に迫ったドラフト会議の方向性を具体的にしていくとした。また1位指名選手については、ドラフト前日のスカウト会議まで引っ張らずに決定し、状況によっては公表する可能性についても話した。
「早く公言しても重なる選手は重なる」
中日の井上監督は15日に、「明日か明後日にスカウト陣と会う機会があるので、方向性を具体的にしていきたい」と話し、スカウト陣との会議を行うことを明らかにし、そこでドラフト会議の方向性を決定するとした。
また、「早く公言しても重なる選手は重なる。かといって22日の前日会議まで引っ張るつもりもない」と話し、ドラフト1位指名については早い段階で決定するとし、状況によっては公表の可能性も示唆した。
1年間
井上監督は昨年、2軍監督から1軍の監督に就任し、今年1年間を戦った。10月8日のスカウト会議では、ドラフト1位指名について石垣元気投手(健大高崎)、立石正広選手(創価大)、中西聖輝投手(青山学院大)の3人を軸にしていくことで調整しているが、最終的に井上監督がどのポジションの選手を優先するかで1位指名が決定する事になる。
昨年までの立浪監督は、スカウト登録をして、ドラフト候補選手の視察にも訪れており、2023年の度会選手の1位指名など、かなりの影響力を持っていた。井上監督は、選手のチェックはスカウト陣にまかせている印象で、基本的にはスカウト陣の集めた情報や評価を尊重する形になると思うが、フロント側で1本化はせずに、監督の意見を取り入れて最終的な1位指名を決定すると見られる。
記事を読む限り、1位指名の公表は戦略的に重要ではないと考えているようで、発表するかどうかはわからないが、今日か明日のスカウトとの会議で、1位指名選手はおおよそ決定されるのではないかと見られる。



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