西武ドラフト1位の小島大河選手が22歳誕生日に4安打、明大リーグ史上初の2度目全勝優勝に導く

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東京六大学野球秋季リーグは27日、既に5季ぶりの優勝を決めていた明治大学が立教大学に15-0で大勝。1996年秋以来29年ぶりとなる10戦全勝での完全優勝を達成した。23日のドラフト会議で西武から1位指名を受けた「4番・捕手」の小島大河捕手(4年=東海大相模)が、22歳の誕生日に4安打1打点と大活躍。投打の要としてチームを牽引し、歴史的快挙に花を添えた。

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22歳誕生日に4安打、29年ぶり快挙に貢献

ドラフト指名とリーグ優勝、そして自身の誕生日。お祝い事が続いた小島大河選手は、この日もバットでチームを牽引した。雨天順延により、奇しくも22歳の誕生日に巡ってきたリーグ最終戦。「できればホームランを打ちたかったんですけど、実力不足でした」と苦笑いしつつも、5打数4安打1打点と固め打ちを披露。9回にもダメ押しとなるタイムリーを放ち、今季の打率を.432まで引き上げた。試合後、仲間から胴上げされた主将は「今までで一番いい誕生日だった」と、最高の笑顔を見せた。

明治大学は投打で他を圧倒。ロッテ2位の毛利海大投手、日本ハム1位の大川慈英投手らを中心とした投手陣はチーム防御率0.70。小島選手を中心とした打線もチーム打率.325と、まさに「完全優勝」にふさわしい戦いぶりだった。

攻守の要、日本一へ「強い明治を見せたい」

ドラフト1位指名を受けても、小島選手は一切浮かれることはなかった。「終わってすぐに、立教のデータをもう一度確認した」と語るように、すぐに主将の顔に戻っていた。この日も捕手として5投手を巧みにリードし、完封リレーに導くなど、攻守の要としてチームを支え続けた。

これでリーグ創設100周年の秋に、リーグ史上初となる2度目の全勝優勝を達成。次は11月14日に開幕する明治神宮大会での日本一を目指す。「日本一の目標がまだ残っている。さらに成長して強い明治を見せられたら」と、大学野球の集大成を有終の美で飾ることを誓った。

小島 大河 プロフィール

  • 氏名:小島 大河(こじま たいが)
  • 所属:明治大学 4年
  • 出身:東海大学付属相模高校
  • ポジション:捕手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:179cm・83kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(西武)。「打てる捕手」として世代トップクラスの評価。東京六大学リーグで29年ぶりの全勝優勝に貢献。2年連続で大学日本代表に選出。リーグ通算54打点(現役最多)。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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