明治神宮大会出場を懸けた関西地区大学選手権の敗者復活戦で、立命館大学の来秋ドラフト候補左腕・有馬伽久投手(3年=愛工大名電)が圧巻の投球を見せている。この日の2回戦にロングリリーフで登板すると、4回1安打10奪三振の快投。10年ぶりの神宮大会出場へ、チームを第2代表決定戦へと導いた。
2試合で8イニング20奪三振の“無双”
来年のドラフト戦線を担う左腕が、そのポテンシャルを遺憾なく発揮している。3日に行われた敗者復活2回戦の奈良学園大学戦。有馬伽久投手は6回から2番手として登板すると、4イニングを1安打無失点、10奪三振と完璧に抑え込み、先発・高橋大和投手(2年)との完封リレーを完成させた。
有馬投手は最速150キロの速球を投げる左腕投手で、3年生世代ではNo.1左腕投手と評価されている。今年の侍ジャパン大学代表にも3年生で選ばれており、既に来年のドラフト1位指名の12人に入る選手と評価されている。
ドジャース・山本由伸の快投に「勇気をもらった」
今秋のリーグ戦では防御率3点台と苦しみ、「この秋はチームに迷惑をかけてきた。もう後がない状況で、技術ではなく気持ちで抑えてやろうと思って投げた」と、並々ならぬ決意でマウンドに上がっていた。9回にピンチを招いても、「1点もやらないつもりでいましたし、全員三振で抑えてやろうっていう気持ちに逆になれた」と、強心臓ぶりも見せた。
その投球の裏には、ワールドシリーズを連覇したドジャース・山本由伸投手の姿があった。先発の翌日にリリーフ登板した姿をテレビで観戦し、「勇気をもらったというか、自分もああいうふうになりたい」と刺激を受けた。将来的なメジャー挑戦の夢も公言する左腕は、「まずは神宮に出られるように頑張りたい」と、4日の代表決定戦へ向け連投も辞さない覚悟だ。
来秋ドラフト候補バッテリーで神宮へ
有馬投手の快投をアシストしたのが、同じく来秋ドラフト候補の西野啓也捕手(3年)だ。春秋連続ベストナインの女房役も来年のドラフト候補として注目されており、バッテリーでの指名の期待も高まっている。
有馬 伽久 プロフィール
- 氏名:有馬 伽久(arima gaku)
 - 所属:立命館大学 3年
 - 出身:愛工大名電高校
 - ポジション:投手
 - 投打:左投
 - 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。最速150キロの本格派左腕。関西地区大学選手権の敗者復活戦2試合で、計8イニングを2安打20奪三振無失点と圧巻のロングリリーフを見せた。
 
httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/04/kiji/20251103s00001089277000c.html
httpss://hochi.news/articles/20251103-OHT1T51207.html
httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511030000860.html
httpss://hochi.news/articles/20251103-OHT1T51057.html
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