早大・尾形樹人選手がコールド満塁弾、仙台育英の勝てる捕手は西武ドラフト1位の明治大・小島大河選手

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東京六大学野球の秋季フレッシュトーナメントが3日に行われ、早稲田大学の尾形樹人捕手(2年=仙台育英)が「3番・捕手」で出場。4日の法政大学戦では、7回コールド勝ちを決める満塁本塁打を放った。仙台育英高校時代に「勝てる捕手」として夏の甲子園優勝・準優勝を経験した逸材が、来季のレギュラー獲り、そして西武ドラ1捕手の背中を追うことを誓った。

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スイングの強さで叩き込んだコールド満塁弾

来季の飛躍を誓う一振りで、試合を派手に締めくくった。4日の法大戦、5-1で迎えた7回2死満塁の場面で、尾形樹人選手は内角のストレートをフルスイング。打球は右翼ポール際へ飛び込むグランドスラムとなり、コールド勝ちを決めた。「うまく捉えたっていうよりは、スイングの強さで持っていった。本当だったらもっと高く上がるはずなんですけど、ドライブ気味の打球だった」と、会心の一撃を振り返った。

仙台育英時代、2年夏に優勝、3年夏に準優勝と、甲子園で2本の本塁打を放った実績を持つ「勝てる捕手」。しかし、本人は高校時代の打撃を「たまたま、3年夏だけ調子が良くて」と謙遜。「高校の時は“真っすぐだけ打っていればいいや”という感じでした」と、割り切った打撃だったことを明かした。

目標は西武ドラ1・小島大河

大学入学後の2年間は「とにかく土台作り」と位置づけてきた。その中で大きな経験となったのが、ドラフト指名された先輩たちとの対戦だ。楽天2位の伊藤樹投手や巨人2位の田和廉投手ら「プロに行くレベルを見せてもらえた」ことで、「スピードのある球と多彩な変化球のどちらにも対応していく必要性に迫られ」、対応力が向上したという。

新チームでは「自分が中心となって、やっていかないと」と自覚は十分。その目標として、西武からドラフト1位指名を受けた明治大学の小島大河捕手の名を挙げた。「自分と同じ右投げ左打ちの小島さんがいたので、良いお手本。同等かそれ以上の選手になれるように。追いついて追い越せるキャッチャーになりたいと思います」と、世代最強捕手の背中を追いかける。

尾形 樹人 プロフィール

  • 氏名:尾形 樹人(おがた たつひと)
  • 所属:早稲田大学 2年
  • 出身:仙台育英高校
  • ポジション:捕手
  • 投打:右投左打
  • 主な特徴や実績:仙台育英高校時代に2年夏甲子園優勝、3年夏準優勝を経験。「勝てる捕手」として甲子園通算2本塁打。早稲田大学フレッシュリーグでコールド勝ちを決める満塁本塁打を放った。

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/05/kiji/20251105s00001089120000c.html

httpss://hochi.news/articles/20251104-OHT1T51244.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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