法大の149キロ右腕・帯川翔宇投手がBC神奈川に入団、「NPBに一番近い場所」で同期・ヤクルトドラ1松下に追いつく

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28日に行われたルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスが新入団選手発表会見で、東京六大学野球リーグの法政大から最速149キロ右腕・帯川翔宇投手(22)が入団した。札幌第一高校から法大へ進み、球速を9キロアップさせた道産子右腕は、「NPBに一番近い場所」として独立リーグを選択。同期で主将を務めたヤクルトドラフト1位・松下歩叶選手を追いかけ、1年後のプロ入りを誓った。

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「社会人より独立」あえて選んだ茨の道

会見でマイクを握った帯川翔宇投手は、「チームの勝利に貢献できるように、力いっぱい腕を振ります」と力強く宣言した。大学卒業後の進路として社会人野球ではなく独立リーグを選んだ理由は明確だ。「NPBへの思いが人よりも強かったので、NPBに一番近いところで挑戦したい気持ちがありました」。

社会人野球に進めばドラフト解禁まで2年を要するが、独立リーグなら来秋のドラフト対象となる。BC神奈川からは今秋、エースの冨重英二郎投手が巨人から育成1位指名を受けたばかり。その成功例も背中を押した。「一日も無駄にできない。練習をとにかくやるだけ」と、最短距離でのプロ入りへ退路を断って挑む。

ヤクルト1位・松下への思い「松下のいるNPBへ」

法政大ではトレーニングとフォーム改良で最速149キロまで成長したが、リーグ戦では今年春に初登板を果たしたものの、春は2試合、秋は1試合のみの登板に終わった。それでもプロへの思いは続いている。

同期の主将だった松下歩叶選手は、ドラフト1位でヤクルトへの入団が決まった。身近なライバルの快挙は、大きな刺激となっている。「松下のいるNPBに行けるように頑張りたい」。かつての仲間に追いつき、追い越すため、神奈川の地から再スタートを切る。

帯川翔宇 プロフィール

  • 氏名: 帯川 翔宇(おびかわ・しょう)
  • 所属: 神奈川フューチャードリームス(22歳)
  • 出身: 北海道札幌市(札幌第一高校-法政大学)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 176cm、80kg
  • 主な特徴や実績: 最速149キロの力強い直球と緩いカーブを操る右腕。法大時代に球速を大幅アップさせた。NPB入りを熱望し、最短でドラフト対象となる独立リーグ入りを決断。憧れはダルビッシュ有と大谷翔平。
2025年度-法政大学のドラフト候補とみんなの評価
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札幌第一→法大の最速149キロ右腕・帯川翔宇がBC神奈川に入団した理由「NPBに一番近いところで」 - スポーツ報知
札幌第一から東京六大学野球リーグ・法大に進学した最速149キロ右腕・帯川翔宇(しょう)投手(22)が、ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスに入団した。NPB入りを目標に掲げ、独立リーグ
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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