昨秋の関東大会ベスト8に進出した横浜高校(神奈川)が17日、横浜市内のグラウンドで今年初の紅白戦(3イニング制)を行った。先発した来秋ドラフト1位候補の最速154キロ右腕・織田翔希投手(2年)は、1回を投げて3者連続空振り三振という完璧な内容。中西聖輝投手(中日ドラフト1位)を参考に、この冬に磨いたカーブを武器に最高のスタートを切った。
中日ドラ1・中西聖輝のカーブを完コピ、「空振りが取れる」
この日の紅白戦で先発をした織田翔希投手は、先頭打者をカーブで空振り三振に斬ると、続く打者は直球、そして最後の打者も再びカーブで空振り三振。投球の幅を広げる中で、横浜高校の強打者たちを寄せ付けなかった。
これまでの投球はストレートとカーブ、チェンジアップが基本だったが、カーブはタイミングを外すための球だった。しかし、昨秋の明治神宮大会で青学大を連覇に導いた中日ドラフト1位・中西聖輝投手の映像を見て、見よう見まねで習得に励んだ。従来の緩急をつけるカーブとは異なり、「リリースしたところが最高到達点で、そこから上に行かせず落とす」という鋭くいって沈む球となり、球速が10キロ以上アップして「空振りを取れるウイニングショット」へと進化したという。
センバツ選考待ちも「やるしかない」、静かに闘志
185cm80kgの右腕、中学時代から注目をされており、横浜高校に進学をすると1年春からベンチ入りした。昨年春のセンバツでは主戦として先発し、奥村頼人投手(千葉ロッテドラフト3位)につなぐ形で優勝に大きく貢献した。
昨秋は関東大会ベスト8止まりで、1月30日のセンバツ選考委員会での吉報は当落線上にある。それでも織田投手は「今、何を考えても変わらないし、自分たちはやるしかない(スポニチ)。」と話す。
まずは今年最初の登板を無事に迎えた事が素晴らしい。そして、これから紅白戦で実戦を増やしながら1月30日のセンバツ出場校の発表を待つ。ドラフト1位候補・織田投手の1年が始まった。
織田翔希 プロフィール
- 氏名: 織田 翔希(おだ・しょうき)
- 所属: 横浜高校(2年)
- 出身: 福岡県北九州市
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 185cm、80kg
- 主な特徴や実績: 最速154キロの直球と多彩な変化球を操るドラフト1位候補。新球「中西カーブ」を習得し、さらに進化。メジャー球団も注目する逸材。







コメント