夢のような戦いが終わり、それぞれの進路へ・・・

高校野球大会 注目の試合

アジアAAA選手権はメンバー発表の時からワクワクが続いていた。甲子園優勝メンバーの吉永健太朗、畔上翔、横尾俊建選手のほかに、プロ注目の松本竜也、釜田佳直、北方悠誠、歳内宏明、原樹理など豪華投手陣が、また野手でも宮内和也、北川倫太郎のほかに、甲子園に出場していない、NO1野手・高橋周平選手、高校77本塁打の谷田成吾選手が選ばれていた。

そして、全員がエース、主軸を打てる実力があるが、それぞれが中継ぎ・抑えで、下位打線として繋ぎの役割を果たしていた。そして得た最高の結果、言うことが無い。

おそらく、これだけのメンバーはもうそろわないだろう。今日を最後にそれぞれの進路を決めなければならない。

高橋周平、釜田佳直、松本竜也、歳内宏明、北方悠誠、北川倫太郎はプロ入りが確実、吉永健太朗と谷田成吾は東京六大学で早慶戦でライバルとしての戦いが待っている。原樹理投手は東都のエースとしての活躍が期待されるし、宮内和也、畔上翔、横尾俊建も大学に進学する。野田昇吾は社会人でプレーする。他の選手もこれからプロ志望届けを提出したり、大学のセレクションを受けたり、社会人の練習に参加したり、それぞれの道を進んでいく。それぞれの場所で先輩、後輩も加わった厳しいポジション争いが待っていて、全員が順調に活躍しプロ入りするとは限らないだろう。プロ入りする選手も順調に3年後、4年後に1軍でプレーしている保障は無い。

でも、現時点で日本の将来のプロ野球を作っていくと思われる選手達が、5日間という短い期間だが同じチームでプレーしたという事は夢のような出来事だったのだと思う。このメンバーで試合を行った夏の5日間を忘れはしない。

 

地区高校名選手名特徴短評
投手日大三吉永健太朗3年 182cm80kg 右右自責点0でアジアでも優勝投手! 早稲田大進学
東洋大姫路原樹理3年 178cm68kg 右右1試合の登板も2回4奪三振。東洋大進学
金沢釜田佳直3年 177cm77kg 右右2試合で4回10奪三振。ドラフト1位候補
聖光学院歳内宏明3年 181cm82kg 右右苦しむも2試合に先発し好投。ドラフト上位候補
英明松本竜也3年 192cm73kg 準決勝で先発、4回4奪三振1失点、ドラフト上位候補
唐津商北方悠誠3年 179cm77kg 右右151kmマーク、ドラフト上位候補
鹿児島実野田昇吾3年 167cm63kg 台湾戦で5回を3安打でチームを救う。社会人入り
捕手智弁和歌山道端俊輔3年 175cm80kg 右右指名打者で17打数7安打4打点 早大進学
横浜近藤健介3年 172cm78kg 右左強肩で正捕手。9打数3安打も10四球を選ぶ。プロ志望表明
東海大相模佐藤大貢3年 182cm83kg 右右控え内野手も4打数2安打2打点。進路不明
内野手作新学院板崎直人3年 165cm66kg 右右4打数2安打2打点。法大進学
日大三横尾俊建3年 178cm81kg 右右不動の4番、20打数6安打7打点1本塁打 慶大進学
習志野宮内和也3年 171cm68kg 右右10打数4安打も5盗塁でかき回す守備も◎ 明大進学
慶応谷田成吾3年 180cm80kg 右左16打数7安打、毎試合の7打点! 慶大進学
東海大甲府高橋周平3年 180cm82kg 右左20打数10安打13打点1本塁打。複数球団ドラフト1位狙う
外野手日大三畔上翔3年 178cm82kg 左左不動の5番で長打多い、18打数9安打8打点 法大進学
明徳義塾北川倫太郎3年 185cm82kg 右左1年生から4番も下位打線の役割こなす。16打数7安打9打点、プロ志望
東海大相模臼田哲也3年 180cm75kg 右右15打数8安打9打点、決勝で2得点。進路不明
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