ドジャース、大谷翔平選手の決断に理解を示す、メジャーリーグは日本のドラフトの目玉選手を獲得するのは時期尚早か

メジャーリーグ 2012年ドラフトニュース

 MLBドジャースのネド・コレッティGMは、大谷翔平選手が北海道日本ハム入りを決めたことに対し、「決断は自分で下したもので納得できるものだったのだろう。彼のような若い選手にとってそれが最も重要なことだ」とコメントした。ドジャースは大谷選手が1年生の時から注目しており、獲得できなかったのは残念だろうが、まあ最初から可能性は高く無い事は理解しているだろう。

 ドジャースは小島圭一スカウトが大谷翔平選手を1年生から見続けており、大谷選手もそれによってメジャー挑戦が現実的に思えるようになったのだろう。ドラフト前にメジャー挑戦の会見を開き、メジャーならばドジャース入りの可能性が非常に高かったと思うが、北海道日本ハムの指名によって状況は一変した。ただし、日本野球のレベルの高さも育成力も理解していると思うので、ダメで元々という認識はあると思う。

 たしかにメジャーリーグは世界最高の舞台だと思うし、日本人もメジャーリーグで活躍している。ただし、育成システムもしっかりしているとは思うのだが、これまでアマチュアからアメリカに挑戦した選手がメジャーで活躍するケースがまだ少ない。鈴木誠、田沢純一などの名前は挙げられるが、これ以外にもマイナー契約で挑戦している選手は、高校生から挑戦した選手も含めてかなりの数になってきている。もし、日本のアマチュアの目玉選手を獲得したいならば、こういう選手を育てて活躍させるような成功例を積み上げなければ難しいのではないかと思う。それだけ日本野球には高いレベルも、経験を積める場所もあり、そして、数億円を稼ぐことができる裕福で恵まれた環境があると言うことだ。

 ドジャースのネド・コレッティGMは、花巻東の大谷が日本ハム入りを決めたことに「決断は自分で下したもので、納得できるものだったのだろう。彼のような若い選手にとってそれが最も重要なことだ」と理解を示した。

 

 ド軍は大谷が1年生の時から調査を開始。今年9月には花巻東を訪問して獲得の意思を伝え、大谷がメジャー挑戦を選択した際には入団が有力視されていた。

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