横芝敬愛の147キロ右腕伊藤翔投手はプロ近道で独立リーグ選択

独立リーグドラフトニュース2017年ドラフトニュース

横芝敬愛の伊藤翔投手は高校3年時に147キロを記録しプロも注目したが、プロ志望届を提出したもののドラフト会議での指名はなかった。大学からの誘いもあったが早いプロ入りを目指し、徳島インディゴソックスへ進む。

147キロ右腕

伊藤翔投手は高校入学時に172cm62kgの体から135キロを投げていたが、高校3年春には175cm73kgになるとストレートは147キロを記録し、プロのスカウトも何度も足を運ぶ選手となっていた。しかし3年夏は3回戦で千葉明徳に敗れると、ドラフトではプロ志望届を提出したものの指名漏れとなった。

伊藤投手には強豪大学からも誘いがあったというが、「NPBに行くには大学や社会人よりも近道。一番近いのはアイランドリーグだと思った。4年間で一発勝負の大学より、毎年勝負をかけられるところに魅力を感じた」と話し、大学進学ではなく独立リーグを選択した。

大学では4年間という時間があるものの、下級生の時にピークとなる成績を残すも4年時の調子によりプロ入りを逃す可能性もある。一方、独立リーグは高校卒でも1年目からNPBのドラフトに指名が可能、4年間あれば4度のドラフト指名のチャンスがある。

伊藤投手は今年のドラフト候補にもなる。昨年は高校生右腕投手の候補が多かったが、今年は昨年ほど注目されている選手はいない。今年の投球や成績次第では、若さもプラスとなりドラフトでの指名がありそうだ。12球団が争奪するくらいの活躍を見せて、本ドラフトで上位指名を目指してほしい。

徳島インディゴソックスのドラフト候補選手の動画とみんなの評価

「NPBに行くには大学や社会人よりも近道。一番近いのはアイランドリーグだと思った」「4年間で一発勝負の大学より、毎年勝負をかけられるところに魅力を感じた。大学でピークが2、3年生になる時もある。自分が一番、旬なタイミングで入れるチャンスがあることに惹かれたんです」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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