BC埼玉の町田隼乙捕手が5球団スカウトの前で本塁打、日本ハムスカウト「技術がある」

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独立リーグのルートインBCリーグはこの日、神奈川フューチャーズが埼玉武蔵ヒートベアーズに勝利し、2度目の優勝を果たした。埼玉武蔵は敗れたものの、プロ注目捕手・町田隼乙選手が5球団のスカウトの前でホームランを放った。

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独立リーグ3年目

町田隼乙選手は光明相模原出身で、高校時代にプロ志望届を提出したものの指名漏れとなり、「1年でも速くプロにいきたい」とBC埼玉武蔵に入団した。

昨年もドラフト候補として注目され、指名があるかと注目されたが、多くの独立リーグの選手が指名される中で指名はなかった。特に、光明相模原で同学年で一緒にプレーし、BC埼玉武蔵にも一緒に入団した金子功児選手が埼玉西武に育成ドラフト4位で指名されてプロ入りすると、「高校から一緒に埼玉に来て去年早く行った。負けたくない」と話し、今年のNPB入りに思いをかける。

この日はケガもありDHで出場すると、初回に逆方向のライトに2ランホームランを放った。「最近全然打てていなかったなかで久しぶりにいい感覚があった。思い切っていけたかな」と話す。5球団のスカウトが視察をしたが、北海道日本ハムの飯山スカウトには「反対方向にいいバッティング。上手く反応できたのは技術がある」と評価された。

強打の捕手として毎年ドラフト候補に挙がる。高校卒3年目でまだ年齢も若く、NPB側の評価もすでに指名レベルにはあると思う。あとはNPBの球団のチーム事情や、その年のドラフト候補選手のめぐり合わせみたいな所にあると思うが、とにかくアピールを続けてゆきたい。できることはそれしかない。

2024年度-独立リーグ・海外捕手のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【BCリーグ】埼玉の強打捕手・町田隼乙が初回に先制2ランでNPBへアピール - スポーツ報知
 埼玉武蔵ヒートベアーズは神奈川フューチャードリームスに2―3で敗れ、目の前で優勝を見届けた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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