横浜DeNA、OB会会長の平松氏が桐光学園・松井裕樹投手の獲得を希望

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 横浜DeNAのOB会会長に就任した平松政次氏が来年のドラフト会議で桐光学園・松井裕樹投手の1位指名を熱望した。また、松井投手が小学生の時にベイスターズジュニアで共に戦ったことを明かした。

 平松氏は12球団ジュニアトーナメントでベイスターズジュニアの監督をやったときに、小学校6年生だった松井裕樹投手を見て真っ先に合格を決めたという。「投げ方を見て、素晴らしいなと。体ができれば凄い投手になると思っていたら、想像以上のとんでもない投手になった」と話し、甲子園で1試合22奪三振を記録する投手となっていた。

 地元神奈川県の出身であり、甲子園であるスターに対して平松氏は「背番号27を松井君につけてほしい」と熱望、平松氏は球団唯一の200勝投手であり、「自分の後、そんなに活躍する投手が出ていない。150勝ぐらいする投手につけてほしい」と話した。

 松井投手には東京ヤクルトが既に1位候補としてリストアップし、巨人も高い評価をしている。もちろん他の球団も注目しているし、来年のドラフトの目玉になるのは間違いない。横浜DeNAは昨年指名した高校生と今年の即戦力選手の指名で層が厚くなっている。しかし、昨年は藤岡貴裕、今年は東浜巨投手と即戦力中心で高校生のスターの指名はしておらず、ドラフト1位指名も連続して外している。来年は地元の星を逃すことはできない。

 DeNAの新OB会長に1日に就任した平松政次氏(65)が2日、来秋ドラフトの目玉である桐光学園・松井裕樹投手(17)の獲得を厳命した。「当然、競合するでしょうけど、地元・神奈川の投手ですからね。注目度も高い松井君を、ぜひ獲ってほしい」

 

 実は平松氏は松井と縁がある。ベイスターズジュニアの監督を務めていた時、セレクションに参加していた山内小6年の松井の投球を見て真っ先に合格を決めた。「投げ方を見て、素晴らしいなと。体ができれば凄い投手になると思っていたら、想像以上のとんでもない投手になった」。12球団ジュニアトーナメントをともに戦った左腕は、今夏甲子園では大会新の1試合22奪三振を記録するなど大ブレーク。高校球界を代表する投手に成長し、球団も地元の逸材を密着マークしている。

 

 さらに平松氏は「背番号27を松井君につけてほしい」とまで力説した。「カミソリシュート」を武器に球団最多の201勝を挙げた現役時代の背番号。今季つけていた江尻がソフトバンクに移籍し、現在は空き番号となっている。「自分の後、そんなに活躍する投手が出ていない。150勝ぐらいする投手につけてほしい」と、エース継承者の登場を熱望した。

 

 「本人はスライダーと言っているけど、あの大きなカーブが凄い。シュートも教えるよ」。チームはドラフトでは昨年は藤岡(東洋大→ロッテ)、今年は東浜(亜大→ソフトバンク)を1位競合の末に抽選で敗れているが、来年の松井は外せない。

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