花巻東・大谷翔平投手と北海道日本ハムが本日交渉

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 北海道日本ハムがドラフト会議で1位指名した花巻東・大谷翔平投手との交渉が本日行われる。交渉はこれが4回目となり、おそらく交渉としてはこれが最後になると思われる。北海道日本ハムはこれまで控えていた条件面を提示し、ダルビッシュ投手がつけていた背番号11も用意する。

 北海道日本ハムの球団幹部は「少しではあるけどいい方向に進んでいるという感触はあるし、そう思いたい」と話し、最後の交渉への期待感を示している。今回の交渉は大谷投手本人が「2、3確認したい点がある」として実現したが、今回の交渉でこれまで控えていた条件面として契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円の最高条件と共に、ダルビッシュ投手がつけていた背番号11も用意している。

 また、12月9日に単独入団発表の会場として札幌ドームを予約したことが分かり、入団へ向けて球団は準備を進めている。12月9日は2010年に斎藤佑樹投手が札幌ドームで単独入団発表を行ったのと同じ日だ。

 山田GMも「全てを出し尽くした。後は決断を待つだけ」と話しており、今回が最後の交渉となる。栗山監督も参加しての最終交渉に全力を傾ける。

 日本ハムが、ドラフト1位指名した花巻東の160キロ右腕・大谷翔平(18)の単独入団会見を9日に札幌ドームで行うために調整していることが2日、分かった。

 

 関係者によると、3日に岩手・奥州市内で行う大谷との再交渉を前に、球団は札幌D側へ9日の使用を打診し、会見の準備を進めているという。12月9日は、一昨年に斎藤が新人初の本拠地での単独入団会見を行った日。メジャー挑戦を表明していた右腕からの吉報を信じて、佑ちゃんと同じVIPな舞台を整える。

 

 ダルビッシュ(現レンジャーズ)がつけた背番号11も用意する。球団幹部は「11番? 本人が望めば」と明言。これまでは夢のサポートを前面に訴え、条件提示を控えていたが、大谷の要望があれば、ダルの後継者手形となるナンバーを示す。

 

 斎藤とダルの「いいとこ取り待遇」に加え、球団の高卒新人では、ダルビッシュ、中田に続く契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件も用意。2度目の出馬となる栗山英樹監督(51)の熱意と合わせ、歓待する。

 日本ハム側は「すべて出し尽くした。あとは決断を待つだけ」(山田正雄GM)と、前回交渉でひとまずの区切りとしていたが、大谷側が最終決断するにあたって「2、3確認したい点がある」と希望した。

 

 大谷はドラフト直後に「(入団の)可能性はゼロ」と明言していた。それだけに、再度交渉の場が設けられたことに球団幹部は「少しではあるけどいい方向に進んでいるという感触はあるし、そう思いたい」と前進を強調。「今回である程度の方向性は出ると思う」として栗山監督の再出馬で一気に交渉の流れをつかみたい考えだ。

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