初夏の全日本大学野球選手権で、東京国際大のエースとしてチームをベスト4に導いた伊藤和雄投手が杏林大戦で先発し、5安打完封勝利で最後となるリーグ戦のスタートを切った。150kmのキレの良いストレートを低めに投げることができる伊藤投手には、この日も国内8球団のスカウトが視察に訪れ、巨人・山下スカウト部長は「春に比べて落ち着きが出た。直球がいいし、即戦力でしょう」とコメントを残した。
伊藤投手は「また全国に出て、プロに行きたい」とリーグ戦、関東代表戦を制覇してプロ入りを熱望した。ドラフト1位候補としても名前が挙がっており、ドラフト指名は確実な状況だ。
コメント