横浜DeNA、スカウト会議!東海大卒・菅野智之投手らを1位候補に

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横浜DeNAは沖縄でスカウト会議を開きドラフト会議の候補約200人をリストアップした。その中で1位候補として花巻東・大谷翔平投手や亜大・東浜巨投手、そして東海大で浪人する予定の菅野智之投手の名前が挙がっている。

菅野投手に対して球団幹部は「もちろん1位候補として評価しています。力は十分に分かっているから1年間、追っかけます」(ニッカンスポーツ・コム)と話しており、地元神奈川の選手としてマークを続ける。スカウト会議に出席した高田GMも「きょうは各担当から名前を出し合ってもらっただけ。ただ、いい投手がいれば獲りにいくのは当たり前のこと」と話している。北海道日本ハムでGMとして優勝できるチーム作りを行った高田GMがドラフト会議の戦略についても北海道日本ハムのようなものになっていくのか、その点も今年は注目だ。

横浜の今年のドラフト会議の方針は改めて投手獲得という事になるだろう。チームの主軸としては3番を打っていた内川、4番を打っていた村田がFAで移籍した苦しい状況ではあるが、2009年ドラフト1位の筒香選手が成長し4番については急務とはいえない状況だと考えられる。ただし前後を打つバッターが少ないため即戦力の指名がありそうだ。捕手についてはFAで鶴岡を獲得したほか2011年2位の高城が良く、黒羽根も含めて将来は明るいと思う。

しかしやはり気がかりは投手陣。2011年ドラフトで藤岡投手など即戦力投手の補強ができていれば、大谷翔平投手や大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手など将来のチームの軸となる選手を指名できたかもしれない。国吉や加賀美など期待される選手の今年の成長次第でもあるが即戦力の可能性が高く、亜大・東浜巨投手や可能性は薄いものの菅野智之投手も入ってくるだろう。

今の所は、1位即戦力投手、2位で即戦力投手または3番を打てるような即戦力選手、という感じだろう。

  • 特Aランクのドラフト候補一覧!
  • DeNA 東海大・菅野をリストアップ「当たり前」 - スポーツニッポン:2012/02/15

    DeNAは宜野湾市内の選手宿舎でスカウト会議を開き、亜大・東浜、花巻東・大谷ら約200人をリストアップした。

     リストには昨秋ドラフトで日本ハムからの1位指名を拒否して浪人することを表明している東海大・菅野の名前も。高田繁GMは「きょうは各担当から名前を出し合ってもらっただけ。ただ、いい投手がいれば獲りにいくのは当たり前のこと」と説明した。

    DeNA早くも明言!菅野が「1位候補」 - ニッカンスポーツ・コム:2012/02/14

    DeNAが、今日14日に沖縄・宜野湾のキャンプ地で開く1回目のスカウト会議で、今秋のドラフト候補として東海大・菅野智之投手(22=東海大相模)をリストアップすることが13日、分かった。球団幹部は「もちろん1位候補として評価しています。力は十分に分かっているから1年間、追っかけます」と話した。

     菅野サイドは、ドラフトで交渉権を獲得した日本ハムに断りを入れ、浪人して巨人の指名を待つ構えを見せている。だが、最速157キロ右腕を他球団が放っておくはずがなく、阪神、オリックスなどがリストアップしている。日本ハムの交渉権は3月末日まで残る。DeNA幹部は「巨人と相思相愛かもしれないが」と言いつつ、巨人を注視しながら獲得を目指す。 (全文はニッカンスポーツ・コムをご覧ください。)

    この記事を書いた人
    yuki

     1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
     雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
     2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
     また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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