横浜DeNAは、ドラフト4位で指名した履正社・小深田大地選手に、吉田球団補佐と安部スカウトが指名あいさつをした。
「広角に打てる打者になりたい」
指名あいさつを終え吉田球団代表補佐は「打撃力がある。広角に打てる技術も持っている。DeNAのクリーンアップ、首位打者を狙えるような打者になってほしい」と、佐野恵太選手のような選手になることを期待し、小深田大地選手も「佐野選手のような広角に打てる打者になりたいと思っているので、いろいろと話を聞かせていただければ」と応えた。
また安部スカウトは「打撃で3割、30本打てるような打者になれると思う。守備も上手な方で肩も強い。ベストナインもとれるような選手になってほしい」と話した。小深田選手は千葉ロッテ安田選手のように、打席で地に根が生えているような安定感があり、強い打球で左右にヒットを打てる。コンタクトも抜群で、なかなか三振を取れない所もある。
DeNAは球界を代表する宮崎選手が31歳となっており、2,3年後にサードのポジションを争う事になる。左の佐野選手が台頭し、また今年のドラフト2位で牧秀悟選手を獲得しており、小深田選手も成長すれば2018年ドラフト2位の伊藤裕季也選手、2019年1位の森敬斗選手も加えて、1番から森、佐野、小深田、牧、伊藤という打線も期待できる。
内野のポジション争いも伊藤、牧、宮崎、小深田でファースト、セカンド、サードを争う事になりそうで、サードでの守備が鍵となる。
小深田選手は、「DeNAの応援歌が好きなので」と話し、DeNAに好意を示した。それを聞いた吉田顧問は「早く自分の個人応援歌をつくってもらわないと」と笑った。
2年夏に三塁手として全国制覇を経験した左のスラッガーに対し、吉田顧問は「打撃力がある。広角に打てる技術も持っている。DeNAのクリーンアップ、首位打者を狙えるような打者になってほしい」。安部スカウトも「今年は守備力も向上してきている」とプロでも強打の三塁手として期待する。
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