亜大・東浜巨投手、31勝目、21度目の完封でリーグ制覇!

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 東都大学リーグでは亜大vs中大の対戦が行われ、亜大先発の東浜巨投手が3試合連続となる通算21度目の完封勝利を挙げ、亜大がリーグ優勝を決めた。

 東浜投手はストレートは最速でも145kmでほとんどは140km前後だったが制球がすばらしく、ツーシームが良かったことから打たせて獲るピッチングで奪三振は4つのみ。しかしそれでも5回までノーヒットピッチング、7回に1,2塁のピンチとなったがピンチらしいピンチはこれだけ、結局3安打しか許さず内野ゴロは14個というピッチングだった。

 この日は広島、阪神、オリックス、北海道日本ハムなど11球団のスカウトが視察に訪れ、メジャーリーグもレンジャース、インディアンスのスカウトが訪れた。オリックス・古屋スカウトグループ長は「ボールを低めに集められるし、失投が少ない。ツーシームが一番いい。3球団ぐらいになるのでは」と予想すると、北海道日本ハム・今成スカウトは「即戦力になるナンバーワンの投手。将来性もある」と評価した。

 東浜投手は昨年までの140km後半のピッチングは今シーズンは見られそうに無い。しかし今季はこれで5勝0敗、6試合51回を投げて許したヒットは29本、奪った三振は33、そして失点はわずか4で防御率は0.53となっている。これまで1シーズン3完封が最高だったが今シーズンは4度目の完封となり過去最高となった。

 肩のケガにより持ち前の制球力と、変化球の精度、そして打差との駆け引きの巧さを存分に発揮している。勝てる投手といえるだろう。ただしオリックスの古屋スカウトが話したようにプロでも1位指名は3球団程度としており、21度目の完封をしている投手にしては数が少ない。これはやはり肩のケガによって球速が伸びず、物足りなさをあらわしているのだろう。ドラフト1位にはスケールを求めるチームが多い。

 全日本大学野球選手権に出場が決まり、東浜投手が普通に投げる事ができればチームの全国制覇は近い場所にあると思うが、評価は今のような感じとなるだろう。勝負は秋季リーグで、ここで昨年までの150km近いストレートを見せることができたなら、3球団としている1位指名はもっと増えることになる。

  • これまでの東浜巨投手の記事!
  • 代名詞だ!東浜今季4度目完封でV 堂々4冠宣言も - 
    スポーツニッポン
    :2012/05/17

    今秋ドラフトの目玉、エースで主将の東浜巨投手(なお)投手(4年)は散発3安打の好投を見せ、3試合連続の完封勝利。4奪三振で通算360奪三振とし、東都大学リーグ史上歴代5位に入った。今季は右肘の故障明けのシーズンながら、自己最多タイの5勝をマーク。優勝の立役者は、6月の全日本大学野球選手権などを含めた4冠を堂々と宣言した。

     色とりどりの紙テープが舞う神宮球場。歓喜の輪の中心には、人さし指を突き上げた東浜がいた。6回2死まで無安打投球。「0」が9つ並んだスコアボードを背に、東都の「ミスター・ゼロ」の笑顔がはじけた。亜大で初めて投手として主将に就任。重責に加え右肘痛との闘いもあった。もがき苦しんだ今季を振り返り、大きく息をついた。11球団のスカウトが見守る前での投球。中大打線がスライダーに合っていると読み、直球とツーシーム中心に組み立てた。7回2死一、二塁でも代打・神里を136キロツーシームで左飛。持ち味の洞察力を生かした。

     
     直球は140キロ前後。昨秋に痛めた右肘の状態が上向かない中、打たせて取る投球に徹した。そう、バックを信じて。奪三振率は昨秋の8・23から5・82に激減。この日の4奪三振で東都歴代5位となったが、凡打の山を築くことこそが勝利への近道だった。
     全文はスポニチのサイトをご覧ください。

    東浜、21完封!亜大、秋春連覇に導いた…東都大学野球 - 
    スポーツ報知:2012/05/17

    秋春連覇の中心にエースがいた。東浜は最後の打者を二ゴロに仕留めると、右手人さし指を立てて“ナンバーワンポーズ”。3連続完封で連続イニング無失点を29に伸ばし、優勝を飾った。「まだ通過点。同級生で4冠(春秋リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)したいと話してたので、その第一歩が踏み出せた」。一塁ベンチから飛び出したナインに抱きつかれ、笑顔がはじけた。

     昨秋からの右肘痛の影響で、調整不足のまま臨んだシーズンだ。最速152キロを誇る直球は大半が130キロ台中盤で「もどかしさもあった」が、主将として背番号1をつけた責任感で必死に勝つすべを模索した。この日も「ストライク先行で打たせて取ることを心がけた」とコーナーをつき、5回までは無安打。今季最速タイの145キロを計測した直球とツーシームを軸に、118球で14個のアウトを内野ゴロで奪った。
     全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

    亜大・東浜にスカウトも熱視線/東都 - 
    サンケイスポーツ
    :2012/05/17

    バックネット裏では日米のスカウト20人以上が、東浜の投球に熱視線を送った。オリックス・古屋スカウトグループ長は「ボールを低めに集められるし、失投が少ない。ツーシームが一番いい」と評価。今秋ドラフトの競合は必至だが、「3球団ぐらいになるのでは」と予想した。日本ハム・今成スカウトは「即戦力になるナンバーワンの投手。将来性もある」とベタぼれ。ほかに広島や阪神、米大リーグ・レンジャーズ、インディアンスのスカウトらが視察していた。
     全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。

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