オリックス、ドラフト1位指名の田嶋大樹投手に指名あいさつ

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オリックスはドラフト1位指名したJR東日本の田嶋大樹投手に指名あいさつを行った。1年目から左の先発としてローテーション入りと10勝が期待される。

満を持して

田嶋大樹投手は高校時代からプロ入りを熱望され期待されていた投手。佐野日大で1年生の時から登板し、140キロ後半を記録左腕として注目された。3年生夏のセンバツ大会では1回戦で12三振を奪って完封すると、2回戦の智弁学園戦で延長10回、準々決勝の明徳義塾戦で延長11回を投げて勝利、準決勝で龍谷大平安に敗れたもののベスト4まで勝ち上がる原動力となった。

プロもドラフト上位候補として注目をしたものの、早い段階で社会人に進むことを決め、その時に3年後にドラフト上位でプロ入りという目標を立てていた。

JR東日本に進んでも田嶋投手は1年目の日本選手権で先発し勝利を挙げると、2年目には都市対抗で先発し好投、また侍ジャパン社会人代表にも選ばれアジア選手権では台湾戦で先発し5回無失点で勝利、149キロを記録した。そして3年目となった今年はとにかくJR東日本の先発といえば田嶋、というように毎試合先発をしているような感じでフル活躍し、都市対抗では3試合に先発して1回戦、2回戦を完封、3回戦の東芝戦では9回途中まで3失点で降板したものの好投を見せた。

オリックス指名あいさつ

今年のドラフト会議では、社会人投手NO.1の評価を受け、オリックスと埼玉西武が1位指名をし、オリックスが交渉権を得た。この日、オリックスは長村球団本部長などが指名あいさつを行い、「2桁勝利が目標で、新人王も狙っていきたい」と話した。

140キロ中盤から後半のストレートに、スライダーなど曲がりの大きな変化球があり、先発左腕として1年目から10勝を期待できる。「プレッシャーは、小さいときからあまり意識しない性格」と話し、大舞台での活躍も期待できる。

JR東日本は日本選手権に出場するが、11月6日に三菱重工広島との初戦を迎える。田嶋投手が先発するかもしれないが、「入社してから一度も優勝していない。最後に優勝で飾りたい」と話した。

2017ドラフト指名選手
2017年度-社会人投手のドラフト候補リスト

オリックスからドラフト1位指名を受けたJR東日本の田嶋大樹投手が3日、大阪市内で長村球団本部長らからあいさつを受けた。社会人ナンバーワンの呼び声高いサウスポーは「2桁勝利が目標で、新人王も狙っていきたい」と意気込んだ。

かねてより「人見知り」を公言し、この日も「一人でいるのが好き」とサラリ。黙々と汗を流すタイプで、今オフの自主トレも単独で行う予定だ。オリのエース・金子が練習中にあえて口数を減らし、集中力を高めるスタイルをとっており、だぶる。指名あいさつに訪れた長村球団本部長も「投手はマウンドでは孤独。それぐらいの方がいい」とうなずいた。

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