社会人野球の強打の内野手として、今年ドラフト指名が解禁となるJR東日本の高橋隆慶選手は、「プロはあまり意識せずにやりたい」と話した。
「気負ったらいい結果は出ないので」
高橋隆慶選手は明秀日立から中央大に進むと、森下選手などの後輩としてプレーして70試合で4本塁打を放った。186cm92kgの恵まれた体の右のスラッガーとして注目されていた。
昨年、JR東日本に進むと、スポニチ大会の予選リーグ・ENEOS戦でいきなり社会人第1号となるホームランを放った。しかし、大学では外野手だったものの社会人では内野手に転向し、まだ不慣れだったサードやファーストのポジションで2つのエラーをした。「あの2つのエラーだけが記憶に残っている」と話す。
その悔しさから昨年はサードなどでひたすらノックを受け、秋のU23W杯では最優秀守備選手に選ばれた。浜岡監督も「守備の自信がついたと思う」と話す。
持ち前の打撃では、大学の先輩だった森下選手のフォームを参考に長打力を見せる。自信はあるが、「気負ったらいい結果は出ないので、プロはあまり意識をせずにやりたい」と平常心で1年を通じて成績を残してプロ入りへアピールをする。
強打の右の内野手として、今年はアーチを描きたい。社会人内野手の注目の一人であることは間違いない。

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