東北楽天、ドラフト2位指名の慶応大・岩見雅紀選手に指名あいさつ

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東北楽天は、ドラフト2位で指名した慶応大の岩見雅紀選手に指名あいさつを行った。東京六大学通算21本塁打のスラッガーは、プロでもホームランを量産する。

高橋由伸、田淵幸一

岩見雅紀選手はドラフト直前となったこの秋に注目選手となった。比叡山高校で通算47本塁打を放つスラッガーだったが、一浪して慶応大を受験して入学した選手だった。リーグ戦でも1年目は出場は無かった。しかし、2年秋に9試合10打数で5安打、そのうち2本がホームラン、練習ではレフトのネットを越えていく打球が注目され、岩見選手だけ、バッティングゲージを後ろに下げたりしていた。

3年になると春に4本塁打を記録し、打率も.318を記録する。秋は規定打席に達しなかったものの3本塁打を打った。4年生になっても春は5本塁打を放っていた。ここまで14本塁打だったが、高橋由伸選手が持つリーグ通算本塁打の23本にはあと9本、打っても5本くらいで19本くらいになるかとみられていた。しかし、法政大戦などで5試合連続ホームランを記録しシーズン7本塁打を記録、リーグ通算本塁打数では、高橋由伸選手、田淵幸一選手の22日本に続く21本まで伸ばした。

ドラフト会議では東北楽天に2位で指名された。もともと春の時点で広島などがドラフト上位候補と評価しており、2位前後での評価はされていたが、夏の侍ジャパン大学代表では代打での起用だったりと活躍できておらず、最後のシーズンの7本塁打は2位で指名される後押しとなった。

高橋由伸選手はプロで321本塁打、田淵幸一選手は474本塁打、この日指名あいさつを受けた岩見選手も「売りがそこだと思っているし、球団から求められることをやるのが責任。本塁打へのこだわりというのはないが、一発は試合の流れを変えたり、乗せることができる」と話し、プロでもホームランへのこだわりをもち、量産をしていく。

来年のキャンプでは、初のフリー打撃から、サク越えの数が報道されるだろう。そして清宮選手と、その数が比較されたりもするかもしれないが、落ち着いてプロの練習に入って自分の力を見せられれば、1年目から20本くらいは打つかもしれない。

2017ドラフト指名選手
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「売りがそこ(長打力)だと思っているし、球団から求められることをやるのが責任。本塁打へのこだわりというのはないが、一発は試合の流れを変えたり、(チームを)乗せることができる」

担当の後関スカウトは「山崎武志(元楽天)タイプ。タイミングの取り方も似ている」と2度の本塁打王に輝いた長距離砲に重ね合わせた。岩見も「求められているのはホームラン。存在を見せたい」と自覚する。体重110キロの恵まれた体から描かれる和製大砲のアーチに期待がかかる。

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