オリックス、ドラフト7位の東洋大・中川圭太選手が仮契約、少しでも長くPL学園の名を

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オリックスはドラフト7位で指名した東洋大の中川圭太選手と、契約金2500万円、年俸700万円で仮契約を交わした、背番号は67となった。

プロでさらに活躍期待

中川圭太選手は「最後のPL戦士」といわれるが、実際には東京国際大でプレーするネイサン グルラジャニ選手や同志社大でプレーする難波雅也投手など来年に大学4年生でドラフト候補もいるし、中川選手の1学年上の世代で、社会人野球でドラフト候補として名前が挙がる東京ガスの中山悠輝選手やヤマハの前野幹博選手もいる。

しかし中川選手は、PL学園の2年生だった春に、3年生の2年生に対する暴力事件によって夏を含めて6か月の対外試合禁止処分となり2年生の夏を棒に振ると、監督が辞任しPL学園の校長が監督を務めるという異例の形となり、そして野球部は休部への道を進んでいく中で、主将としてチームの練習や試合での采配も自らが行った事が、最後のPL戦士という名前を印象付けている。

その中川選手、ドラフト会議では7位での指名となったが、大学では1年生から4年生までリーグ戦をほぼフル出場し、DHから始まるセカンドのレギュラーを獲得した。3年春は打率.353を記録し、侍ジャパン大学代表でもユニバーシアードで打率.500で首位打者、13打点で打点王に輝き、金メダルの獲得に貢献している。今年は春に打率.291、秋に打率.235と成績を落としたが、主将として春のリーグ戦では優勝をしている。実力十分の内野手で、1年目からレギュラーを狙える選手だと思う。

中川選手は地元が大阪で、中学2年生の時に泉佐野シニアのメンバーとして京セラドームで試合をし、レフトへホームランを打ったことがあるという。「オリックスにドラフト指名されたときにそれが頭に浮かんできた。縁を感じた」と話し、縁を感じている。PL学園の地元に戻ってきた事も縁を感じる。

PL学園出身の現役選手は、今年、松井稼頭央選手が引退し、阪神・福留選手と緒方選手、楽天・今江選手、広島の小窪選手、巨人・吉川選手の5人、中川選手が入って6人だけとなった。プロでもPL最後の戦士となってしまうかもしれないが、PL学園復活の期待はまだまだ続いている。1軍でプレーする姿が、他のPL戦士達や、PL学園ファンに力を与える事になる。PL学園の名をプロの世界でも少しでも長く残し続けて行きたい。

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「最後のPL戦士」と呼ばれる中川は1年目の目標に「開幕1軍。そして1年間居続けること」を掲げた。パンチ力とミート力を兼ね備え、リーグ通算9本塁打を誇るスラッガーは開幕1軍を力強く誓い「まずは1年間勝負できるケガしない身体作りを。入団までに3キロ増やしたい」。また、牧田担当スカウトに「PLの先輩の今岡さんのように打つ方でチームをけん引する選手になってほしい」と期待を寄せられると「首位打者や打点王を獲った今岡さんのような勝負強いバッターになりたい」と期待に応える活躍を誓った。


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